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2017.07.29

入試問題の傾向が変わる

入試問題の傾向が変わる

高槻中学の説明会での公表

高槻中学の説明会で、以下のようなことが発表になりました。

① 各教科、記述式問題を入れる

② 記述問題の配点を20点分とする

③ 前期の入試で8割程度、合格者を決定する

このことにより、高槻は併願での受験が難しくなります。

問題のレベルも上がるので、特に女子は昨年の合格者のレベルから言うと、神戸女学院を合格した生徒のレベルと同等になり、難関校の仲間入りとなっています。

そんな中、センター試験の変更に対処するため、入試問題にも記述問題を導入すると公表。他校よりもいち早く変更している。西大和でも英語検定の実績で入試科目を変更可とするなど、着々と各学校が独自性を出してきている。今後、高槻と同じように入試問題に記述問題を導入する学校も増えるだろうし、英語を何らかの方法で導入する学校も出てくると予想される。

記述問題に対応するには・・・

 今までのように暗記型の勉強では対応が難しいです。対応策としては、神戸大附属の問題や、教育大付属の天王寺・池田・平野などの問題を取り入れるといいかもしれません。また、関東系の学校の入試問題、特に、「説明しなさい」という問題を取り入れるのもいいでしょう。算数などでも、途中の式を丁寧に書くことが必要になるでしょう。要するに、言葉の暗記だけではなく、理屈や理由を把握して、説明が出来るようにすることが必要になってきます。これを出来るようにするためにも、ただ講義を聞くだけの授業ではなく、自分の言葉で内容を自分のノートにまとめる習慣をつけることが一番の近道です。なかなかこれを小学生に求めるのは難しいのですが、これも勉強のやり方、習慣の問題です。当然、今までのように量を課すやり方では、時間が足りなくなるので、問題量を減らしてでも、一問一問丁寧に取り組まなければ、対応は出来ないでしょう。なかなか記述問題は大手塾ではサポート出来ないのではないでしょうか・・・・

 

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