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2024.10.16

国語力の基本は小3までに・・・!!

国語力の基本は小3までに・・・!!

将来、難関校を受験する場合、低学年から塾に行っている生徒はたくさんいます。特に算数を先取りして、どんどん進んでいる人が大変多いようです。そんな中、算数の結果が高得点取れると、「うちの子は賢い!!」と思う人がいます。確かにこの時点では賢いかもしれませんが、そのままずっと好成績を維持できるかどうかは全く分かりません。そんな人の多くは、5年生の後半になって下がってくる場合が多いのも現実です。

では、どういう子が維持、又は、成長出来るのでしょうか・・・?

結論からいうと、読書量の多い子です。算数はある程度訓練すれば伸びてきますが、国語だけは、なかなか急には伸びません。だからこそ、低学年のうちに出来るだけ多くの読書をする事が重要になってきます。活字好きですぐに目がいくような子は、放っておいても知識が入ってきます。勿論、語彙力もそれに伴って増えてきます。活字好きな子は、ゆくゆくはテストの後の解説なども自分で読み、自分で解決するようになります。そういう子はテレビやゲームよりも読書をしているので、親も「勉強しなさい!!」と怒る事もありません。そういう子が算数を磨いていけば、成績は向上していきます。なので、低学年は何よりも読書の習慣づけが大切なのです。

何故低学年かと言えば、高学年からだと、本人が「イヤ!!」と思っているので、読みません。また、高学年になると塾や学校の宿題に追われて時間がないからです。

もともと、日本人は物事を考える時には日本語で考えます。その際に、語彙力がなければ考える事が出来ず、本能だけで考え行動するようになります。言葉は考える力なのです。

ですから、幼少期から、まずは日本語力を高める事が重要です。最近は併用して英語を取り入れているご家庭が多いのですが、確かに、入試でも英検3級を取っていれば10点の加点をくれる学校も出てきていますが、そういう子は文章題になると点数がとれない傾向にあります。英語をやってはいけないという訳ではなく、順序からいうとまずは日本語を重要視すべきという事です。

これが中学受験をしない、又は難関校を狙わないというのであれば、そこまでは言いませんが・・・・

ただ、受験をしない場合でも、国語力がない子は、算数だけでなく、他の教科の成績もあまり良くないはずです。

ちなみに、こんなデーターも出ています。

読書をする子としない子の生涯年俸の差は何千万と言われています。関東では、中学受験に成功した子とそうでない子の差の生涯年俸の差は一億とも言われています。

 

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