ひらがな言葉にご用心!
ちゃんと読めていません !!
こんな言葉、「えっ・・・!」と親はビックリします。例えば、
「うらはら」「はんめんきょうし」「とっぴ」「うろおぼえ」「まわりくどい」「たんねん」 「きまりがわるい」「はちあわせ」「あたまごなし」「こじつけ」「さかうらみ」「へんけん」「たずさえる」「だんどり」「とうとい」「まれ」「まんべんなく」「はやがてん」「うやまう」
一度、子供に知っているか尋ねてみて下さい。案外知りません。それなのに、長文をスラスラ読んでいるのです。という事は、意味が分からずにただ「字面」だけ読んでいるのです。漢字言葉は注意して意味を調べたり、漢字の練習をしていますが、ひらがな言葉は素通りなので性格にその文章がイメージ出来ていないのです。たまたまその言葉がキーワードになっている場合は、点数をとれていないはずです。
この「ひらがな言葉」は塾でも学校でも習いません。ただ、普段生活の中では使っています。親も気にもしていないので、上記のような言葉を聞いて分からないのにびっくりするのです。6年の受験生でも知らない子供が多いです。
難関校を目指すのであれば、次のようなレベルの言葉も当然知っておかなければいけません。
「もちまわり」「ひのくるま」「なまじ」「ふびん」「ぬかよろこび」「いたちごっこ」「なりわい」「てまえみそ」「ないがしろ」「おしなべて」「ゆえん」「おそれおおい」「さきがけ」「たんのう」「あばたもえくぼ」「くさす」「すこぶる」「あおすじたてて」「むねをなでおろす」「やみつき」「うそぶる」「いさめる」「ことさら」「ゆゆしい」「ほとばしる」
どうですか ? これに「慣用句」「ことわざ」「四字熟語」が入ってきます。
「薄氷を踏む」「本末転倒」「君子危うきに近寄らず」「エビで鯛を釣る」「用意周到」
「河童の川流れ」「木で鼻をくくった」「勧善懲悪」「生き馬の目を抜く」「傍若無人」
慣用句やことわざ、四字熟語は塾等でも勉強するので知っている語句も多いかもしれません。こういう言葉は使わなければ忘れてしまいます。いっぺんにやろうとしてもなかなかできないだけに、計画的に小学生の低学年からやっておく必要があります。「読書が好きだから安心」ではないのです。
そういったいわゆる「難語」と言われるテキストはあります。一度書店で見られては・・・