2019.02.27
今年の医学部受験はかなり厳しい !!
例年なら絶対に合格しているのに・・・・
今年の医学部の受験は昨年に比べて、かなり厳しい結果が出ています。まだ全部が終わっている訳ではありませんが、「なんでこんな年に・・・」と嘆きの声が上がっています。
そもそも、なんでこんな厳しい結果になったのかというと、東京医大の件で、東京医大を敬遠してその受験生が他に回ったことや、募集人数を制限したり、余分に合格者を出していたその数が減ったりと、全体的に人数を絞っているからです。また、他大学でも、色々と不正があったという事で、今年は特に合格者を厳密に精査、その分、受験者は地方の大学に回っているために、例年65%程度で合格していた学校ですら、80%取っても不合格になっているのです。受験生は「出来た! 手ごたえあり!!」と自信があっただけに、結果を聞いて、がっくり!!!
そのショックが原因で、他の受験校もドミノ倒しのように落ちまくっています。国立の医学部を合格する受験生は全て合格、不合格の受験生は全て不合格、という両極端の結果が出ています。
この状態は来年も続くはずです。
これを打開するには、やはり高得点を目指して頑張るしかないでしょう。今さら言うことではないのですが、早めからの計画を立てて取り組むしかないでしょう。医学部だけは、学校の成績が「どうのこうの」、という次元ではなく、常に全国順位で自分の位置を確認しながらの取り組みが必要です。
2019.02.13
今後新しい入学試験が導入されるか・・・
教育大附属天王寺の入学試験に親子で遊ぶ課題が !
今年の天王寺の入学試験の内容に、「親子で遊ぶ」という課題が課されました。親子面接があると発表されていましたが、蓋を開けてみると、違っていました。当日、普段子供と遊んだことのない父親はみんな困っていたようでした。母親も日頃勉強は一緒にやっているものの、一緒に遊ぶというのは、なかなかやっていないのか、普段の母親との会話や接し方がそのまま出たようです。これで、普段どういうふうに子供と接しているか、どういう家庭なのかが一目瞭然になったようです。
今回は、クレーマーを排除したいという学校の狙いが、見事、この方法で目的を達成できたのではないかと思います。筆記テストではほとんど差がつかないので、この試験内容は、初めてという事もあって、選ぶ側にとっては、最高の試験内容ではなかったかと思われます。
ただ、合格者の受検番号を見ると、10人単位で、そのグループから2~3人を選んでいるような結果になっていたのは、どう分析したらいいのでしょうか・・・・
今回の入学試験の内容はすでに他校にも情報が入っています。特に、競争率の高い学校は注目しているのではないでしょうか・・・・
洛南小学校の入学試験に音感が必要な問題が !
リトミックとは違った形の課題がありました。特定の音、例えば、「ド」は○、「ミ」は△を、と言った書き方で答えるという問題です。今までは塾でやらせている問題を参考に入試問題を作っていたようですが、今年は、こういう複合的な問題を導入してきました。全く予想していなかったことだけに、合否の結果はかなりの番狂わせがあったようで、塾も対応が厳しかったと聞いています。
合格者の顔ぶれをみると、塾ではなかなか結果が出ていなかった子が合格していたり、習い事でピアノやバレエをやっていた子が合格していたり、とバラエティーに富んだ顔ぶれのようです。一部かもしれませんが・・・・
いずれにしても、天王寺のケースも同様、オリジナリティーを出し、学力だけでは選ばないという方向に進んでいるようです。両校は関西では人気校で、その次にくる関大や城星や池田も今後、同じように変化していくことも、当然考えておかないといけないのではないでしょうか・・・
2019.02.03
今年の合格校
西大和・六甲・甲陽・洛南・洛星・神戸女・四天王寺・高槻・明星・帝塚山・東大寺・清風・関大一中・関大北陽・近大附属・同志社香里・開明・上宮・四條畷・常翔・金蘭千里・帝塚山学院・関西大倉・三田・仁川・神大附属・附属池田・親和・甲南・甲南女子・東山・須磨・雲雀ヶ丘・神戸海星・小林聖心・京都大谷・立命館・愛光・岡山白陵・桃山学院・駒場東邦
今年も全員合格
今年も全員合格しました。家庭教師だけで受験した生徒、塾と併用で受験した生徒、塾をやめて受験した生徒、様々でした。でも全員合格出来たことが何よりも嬉しく思います。
「あの時に、アドバイスを頂き、本当に感謝です」
「本当にいい先生で、短期間でこんなに成長するとは、感謝しかありません」
「プロゲートに出会っていなければ絶対に合格などあり得ませんでした」
「偏差値30点でも本当に合格出来るのだと、今は感謝です」
「親戚一同、みんな驚きと感激です」
「あのまま塾に行っていたら絶対に合格出来ていませんでした」
「先生に出会うまでの3年間はいったい何だったのでしょう」
「やるべき内容を明確に指示して頂き、勉強のスケジュールや親の関わり方まですべてにおいて感動でした」
難関校受験の場合、最後は毎日塾に行くという事で、なかなか家庭教師が入るスペースがなく、最後までお手伝いできない生徒もいましたが、結果的には合格してくれたので、ホッとしています。たぶん大丈夫だと信じていましたが、今年の難関校は算数が難しくなっている学校が多かったので、後からその内容を聞き、合格出来、本当に安堵しています。やはり難関校受験は来年以降も変化が予想されるだけに、安心して受験出来るようなレベルで受験に挑んで欲しいと思いました。
中堅校から下の学校では、今年も奇跡的な合格が数多くありました。
11月から受験勉強をスタートした生徒、12月で偏差値が30点代の生徒、11月でまだ受験内容のカリキュラムが終わっていない塾の生徒、先生がいる時しか勉強しない生徒、体力がなく学校も休みがちな生徒、日本語があまり分からない生徒、総合点で70点以上足らなかった生徒、親子喧嘩を毎日繰り返していたご家庭、最後の最後まで受験校が決まらなかったご家庭など、数々のケースがあり、数々の感動と奇跡がありました。偏差値が30点近く上がった生徒もいます。ほとんどの生徒が数十点アップしています。この奇跡もひとえにプロゲートを信用して頂いた各ご家庭のご理解の賜物だと、我々も感謝しております。
今年改めて感じた事は、6年生だからといって6年生の内容をやるのではなく、その生徒の出来ていないところまで戻る、それがたとえ2年生レベルであったとしても、そこから勉強させる事が絶対だと感じました。そして、やるべき内容を必要最低限に絞り込み、そのやり方をアドバイスしてあげることが一番重要です。我々は、「計算練習はこんなやり方でこういう時間に取り組んで下さい」「漢字は闇雲にやらずにここまでをやって下さい。ただし、読みと書きではやり方が違うので、こうやって下さい」「テキストはこれを使ってこのページだけやって下さい」「勉強時間の設定はこうやって下さい」「お母さんはこれを、お父さんはこれを、本人にはこういう取り組みを・・・・」と細かくアドバイスし、実行してもらっています。以上の提案を土台に、先生の徹底した指導によって短期間でも成績をアップさせられます。どんなにいい先生が行っても、その方針がはっきりしない場合は合格出来ません。
生徒の士気があがらない場合は、我々も足を運び、サポートしました。不安なお母さんには頻繁にお電話し、サポートしました。時間のない先生や御両親の代わりにテキストを買いに行き、届けたりもしました。
こうした全員の協力で合格が出来るのだと思います。当然短期間でそれだけの成果を上げるのには時間も必要です。その分、費用もかかります。ただ、それまでの取り組みを振り返ると結構無駄な時間と費用を掛けているはずです。その全てが無駄にならないためには必要な+αの時間なのです。