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2011.08.25

蝉が鳴いています・・・!

蝉が鳴いています・・・!

虫籠に蝉 ?

 最近はビルの立ち並ぶオフィス街でも蝉の鳴き声が聞こえるところもあります。先日もマンション住まいの方がお父さんと網と籠をもって蝉取りをしている様子を見かけました。籠の中には何匹も蝉が入っていて、ジージーと大きな声で鳴いていました。それを持ってエレベーターに乗って帰りました。以前はどこにでも見かけるシーンでしたが最近はあまり見かけなくなりました。地域にもよるのかもしれません。

 夏休みの自由研究でよく昆虫採集をしていた時代も思い出されます。特に男の子は昆虫に興味を持つ子供が多いので、カブトムシや鈴虫、ザリガニを飼っているご家庭も数多くあります。中にはちゃんと餌を与えて長生きしている場合もあるようですが、悲しいかな途中でほったらかして死なせてしまうケースが多いようです。ちゃんと飼ってその観察をするのであれば大いに奨励したいと思いますが、そうでなければあまり感心できません。やはり採取したのであれば親が飼い方を教えてあげるとか、本人に調べさせるという指導がなければ子供にだけ任せておいては昆虫もかわいそうです。

 蝉はうるさいほど泣いていて比較的簡単に居場所も分かり、採取しやすいと思います。何匹もいるので少々採取してもいいだろうと簡単に思いますが、蝉の寿命はほんのわずか。あっという間に死んでしまいます。道を歩いていても蝉の死骸がゴロゴロしています。それを見ると「あの鳴き声は断末魔の叫び」のようにも思えてしまいます。そう考えると、蝉は飼うものではない昆虫の一つだと思います。標本として一匹とるのはいいとしても、何匹も虫籠に入れておくのはどうなのでしょうか・・・・

 むしろ、「蝉は寿命が短いから・・・」と言って子供に教えてあげる方がいい教育になるように思いますが・・・・

 そんな中から生き物を飼う責任感を持たせ、命の重要性を教える事が親子の会話の中にも大きなプラスになっていくと思います。

本物を見せる

 昆虫だけではなく動植物に、日頃はプリントや写真でしか触れていない子供も多いようです。このお盆の時期は塾もお休みの時期なので、家族で旅行にも行かれると思います。こういう機会に大いに本物に触れてほしいですね。プリントや写真で姿かたちは分かっても、その触感や匂いは分かりません。どれだけ文明が発展しても触感や匂いを伝える事は出来ません。(匂いの出るテレビが出来ればノーベル賞・・・・?)

 出来る範囲で散策をして自然に触れ合い、子供との会話を楽しんで下さい。日頃とは違う一面が発見できるかもしれません。

2011.08.10

最終的には自分で確認を・・・

最終的には自分で確認を・・・

受験校の決定は直接見て聞いて!

 あと受験まで1カ月半。受験生は最後の追い込みで夏期講習に追われている毎日ですね。

今年は学校によっては定員を確保するのが難しくなる見通しの学校が、昨年よりも増えそうな気配です。そういう最近の情勢からか、以前は子供の成績で行ける学校を決定していたものが、子供に合う学校をより慎重に選ぶ傾向に変わってきているような気がします。

 先日も学校説明会に行かれた方が、「去年と学校長が変わって方針が変わったから、ここの学校は合わない」とか「今までいた●●●先生が違う学校に変わったから、そちらの学校に変えます」とか「やたら進学先ばかりを強調されるからちょっと・・・・」などと様々な声が上がっています。また「いい学校は先生方が笑顔で生き生きしていますね!」とおっしゃる方もおられます。それだけ皆さんが塾からの情報だけに頼らず、自分自身で足を運び、目で見て、耳で聞いて判断をする傾向が強くなってきているという事かも知れません。

 今までは学校側が生徒を選ぶ時代でしたが、これからは各ご家庭が学校を選ぶ時代という風潮が強くなっていくのかもしれません。

合否の決め手はペーパーテストよりも行動・面接

 学校側は今までは学力が高く総合評価も高い、という生徒を優先していましたが、少子化という問題もあり、兄弟関係、内部進学、関係の深い塾からの推薦などでの入学がより安心しての受験になっています。学校として今一番警戒しているのは、学校に対して批判的な方、悪影響を及ぼすような子供、要望の多い親などの見極めです。その見極めとして一番にあげているのが、子供の指示行動、面接、口頭試問です。だいたい子供をみれば親が分かりますし、逆に親を見ても子供も分かります。ただその当りはペーパーテスト等の点数では分かりません。ですから、余計にそういう前述の内容を重視しているのです。特にお行儀の悪い子は目にとまります。これは集団時の行動だけではなく、それぞれのテストの中でもちゃんと指示が聞けて従っているかなどからも分かります。ですから今後入試まで、また年中、年少の方もその点に注意しながら日々取り組んでいってほしいと思います。年長さんぐらいになるとかなり差が付いていますから、出来れば年中、年少の時期から特にお行儀面を重視して育ててほしいと思います。

 

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