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2010.08.02

自分の勉強スタイルを決めよう!

自分の勉強スタイルを決めよう!

 

宿題をこなすだけでは成果が期待できない!

 公立の中学生は、中2以降はほとんどの生徒が高校受験を目指して塾に通っています。一方、中高一貫校の生徒の場合は、大学受験に向けての塾(鉄緑会他)に行っているケースもあります。ただ、なかなか続いていないのが実情です。その理由としては、学校の授業内容と違うため、どちらも中途半端になってしまっている、または内容が難しすぎる、等の理由が多いようです。こんな時期だからこそ、むしろ学校の授業進度に合わせた勉強スタイルを作るべきだと思います。せっかく苦労して合格した学校なので、その学校での成果をださなければもったいないと思いませんか?

 ただ現実として、日々宿題に追われて、それをこなすだけでも精一杯の生徒もいるようですが、実際は一つ一つの単元を確実に自分のものにするには宿題をこなすだけでは量的に不足なのです。学校としてもそれは分かっています。ただ学校としては進度が決まっているだけに、それを全員が理解するまでは待てないのです。だからこそ自分で調整しなければどんどん理解不足が増えていくのです。

自分で参考書、問題集を選ぼう!

 最近は書店で中学生・高校生の姿があまり見られません。それだけのゆとりがないのかもしれませんが、本来は自分に合った参考書や問題集は自分で選ぶ方がいいのです。もちろん選び方のコツもありますが、自分が勉強していくのですから、自分が分かりやすいもの、自分が取り組みやすいものを選んでこそ意欲がわいてくるものだと思います。

今は本当に色々な本が出版されているので、必ず自分に合ったものが見つかるはずです。その際に、問題集は一冊にせず2~3冊持つことをおすすめします。決して全部やりなさいではなく、同じような問題を見比べて探し出すことを目的にして下さい。学校で使っているサブテキストは簡略化して書かれている場合が多いので、自分が選んだ参考書や問題集の方がより分かりやすいと思います。そうして自分の勉強スタイルを作っていくのです。

 宿題をこなすだけでは、この単元はどこまで出来れば完璧かというのが分かりません。

基本から応用、発展まで色々な問題を見て、自分があとどれぐらいやればいいのかを、自分で判断できるようになってほしいものです。

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