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2012.09.25

あと3ケ月をどう対処しますか・・・

あと3ケ月をどう対処しますか・・・

時間のやりくり・取捨選択が重要

受験まで、あと3ケ月ほどになってきました。そろそろ過去問に取り組んでいく時期です。ただ、ほとんどの受験生は塾の宿題に追われて、それを消化しているだけではありませんか・・・

 9月からより一層難度が上がっているので、なかなかテストでも結果が伴っていないのではありませんか・・・

 特に合否判定テスト、志望校別テストでは平均点もかなり低いようで、びっくりするような点数を取ってきた、と驚いているご家庭が多いはずです。これはわざと難しくしているのです。より志望校への絞り込みをするためです。そのうち現実が分かってきて、志望校を変更する受験生が増え、妥当なところに落ち着くのです。それでもそれが決定ではなく、まだまだ挽回はできますし、まだまだ点数も変化します。それがこの3カ月なのです。 

 この時期になると、入試に向けての総合問題が多くなるのですが、受験生一人一人は、それぞれ弱点教科、弱点単元が違います。当然、そこに時間をかけなければ点数はいつまでたっても向上しません。ですから、塾の講座を整理整頓して、自分の時間を確保しなければいけません。どれをとってどれを外せばいいのか、これは、アドバイザー、又はプロが必要です。塾のチューターに相談してもだめです。立場的に塾に来るように、という事しか言えません。

どんな受験生が合格する・・・

 ここから先、どんな受験生が合格するかといいますと、自己分析がきちっとできている人です。自分が、「どこが弱いか」「何をしないといけないのか」「どう時間をやりくりしないといけないのか」などです。

 また、過去問をいち早く自分で取り組んでいる人も同様です。過去問は一度目を通しただけではだめです。一度だけなら、「見たことある・・・」程度で終わってしまいます。2回目でやっとその問題が自分のものになるのです。そして、その学校の出題傾向がわかり、時間対応もできるようになるのです。

 意識の高い受験生は、自宅で勉強する際に、ストップウォッチを常に持って取り組んでいます。一つの問題に時間がかかってしまうと、時間のロス。また、スピード感をつけるにも、ストップウォッチで計りながら取り組むのはいい方法です。こういう自己管理と自己分析ができている人が合格するのです。

あと3ケ月の最優先は・・・

 志望校に応じた取り組みをする事です。志望校によって、「記述が多い」「漢字が多い」「説明の文章が長い」「計算が面倒臭い」「「書き出しをしないといけない」「図形が多い」など様々です。出題される問題が決まっている学校もあります。

 いままでは様々な事に取り組んでいて、すべてに対応できるようにしていましたが、ここから先は、もっとピンポイントに絞り込んでいくべきです。そのためにも、たとえば、この単元だけ教えてもらいたい、とプロに頼むのもいいでしょう。

 ともかく、いち早く過去問に目を通し、傾向と難度を確かめる事です。偏差値に惑わされてはいけません。いくら偏差値が低くても、自分に問題傾向があっていなければ解けません。

 

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