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2010.04.19

考える子を育てるには?

考える子を育てるには?

子供は小さい頃によく「なんで?」「なんで?」と聞いてくる時期がります。少々であれば、分かりやすく説明をして、わからせようとしていると思いますが、くどいと、つい、突き放してしまうことがありませんか?そういう時期は逆に考えると、子供に考えさせる習慣をつける絶好のチャンスかもしれません。そこで、今回は逆に色々な質問を投げかけてみてはどうか、という提案をしたいと思います。日ごろの生活の中で「?」と思われる事をどんどん質問していけばいいのです。ただ、その際に答えがすぐに返ってこなくても、こちらから答えを言わないようにして下さい。その場で言ってしまっては考えなくなります。答えは2~3日してから出てくる場合もあります。それでいいのです。子供は案外、答えられない問いかけについて、気にしているものです。考える時間を取ることが何よりも大切です。

こんな事聞いてみては?

①お風呂の水を抜くとなんで渦巻が出来るの?

②お風呂の水を抜くとなんで渦巻が右回りになるの?

③お風呂場の扉はなんでうち開きなの?

④お風呂場の換気扇をつけておかないとなんでカビが生えるの?

⑤石鹸はなんでぬるぬるするの?

⑥洗面台の下のパイプはなんで曲がっているの?

⑦ペットボトルの飲み口はなんで円いの?

⑧「生もの」ってなんで腐るの?

⑨マンホールのふたはなんでいっぱいあるの?

⑩マンホールのふたはなんで円いの?

⑪ティッシュペーパーはなんで次から次へと出てくるの?

⑫ボールはなんで円いの?

⑬磁石はなんでくっつくの?

こんな様々な疑問を子供に投げかけていけばいいのです。こんな何気ない質問から、色々な事に疑問を持つようになり、考えるようになるのです。最初は一緒に考えるようにしてあげるといいと思いますが、そのうち子供自身に考えさせたり、調べさせたりすると、より効果的です。考えるように育てるには、まず疑問を感じるようにヒントを与えたり、質問をしたりしての積み重ねが必要で、その際に必ず考える間を与えることが何よりも大切なので、ゆっくりあせらずコツコツとやってみて下さい。

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