2010.06.18
5年生はここが勝負!
5年生はここが勝負!
いよいよ差がつきます!
入試まで約1年半のこの時期、実は最も変動の激しい時期となります。理由は色々ありますが、大きなものは「反抗期」「勉強の難しさ」「勉強量の多さ」があげられます。回りにも「クラスが落ちた」「塾をやめた」という友達がボチボチ出てきていませんか?
算数は佳境に入ってくる!
★ 「割合」「比」「速さ」の基礎をしっかり押さえることが大事
この分野は他の分野に割り込んでいく範囲の広いものなので、この分野を固めておくと応用範囲が随分広がります。「割合」は文章問題にも「比」「図形」にも役立ちます。
「速さ」は苦手な子が多いのですが、動くもののイメージを図式化、または表にしたりして再表現する訓練が絶対に必要なので、これをめんどくさがる子は、ここで差がつきます。「割合」「比」「速さ」をマスターする事が、これから進んでいく「色々な分野が融合された複雑な応用問題」すなわち、入試問題につながるのです。これが終わればもうほとんど新しい単元もないので、最後の難関です。
読書量の少ない子はここが正念場!
★ 「論説文」「説明文」「随筆分」「詩・短歌」は考え整理して読むことが大事
このあたりの分野になると、塾では「テクニック」で乗り越えさせようとしている傾向が目立ちます。「答えは前後2から3行の中にある」とか「ポイントになる語句を覚えろ」などを耳にします。これは読書が好きな子供であっても、物語や伝記が中心で論説、説明、随筆、詩、短歌などにはあまり触れていないということもあって、読書量の少ない子にとっては、あまり興味・関心がないだけに、その読解力の低さからくる対応措置だと言っても過言ではありません。なかなか時間に追われているので出来ないかもしれませんが、こういう分野こそ「書きこみ」が必要で、線の引き方や囲み方で随分変わります。物語文以上に集中して読むことが大事です。
ここから先の最高レベルの問題は子供だけでは無理!時間を大切に!
中には、本人だけで対応している場合もありますが、かなりの時間を要します。この「時間」がこれから貴重になってくるのです。確かに「自分で考えさせる」のは大切なのですが、「時間」を有効に考える事もここから先は重要なポイントになってきます。
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