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2010.09.06

理科の問題に変化!

理科の問題に変化!

思考力・表現力を問う!

 

各問に答えなさい。ただし、経済的な理由は除く。(某中学入試問題より)

1. 豆腐は普通水に入れておきます。それは乾燥を防ぐこと以外に、どのような理由が考えられますか?

2. 衣類の繊維には、丈夫である、保湿性が良い、肌触りがよい等の性質が必要ですが、下着に使われている繊維にはこの他にどのような性質が必要ですが?

3. さびを防ぐために、鉄にペンキや油を塗ることがあります。ペンキや油を塗ると、さびを防ぐことができるのは何故ですか?

4. タイヤに使うゴムは滑りやすい性質があります。もしタイヤが滑りやすかったら車は止まれませんが、この他にどのような不都合が生じますか?

5. ガラスは割れやすいのに、試験管はガラスで作られています。その理由を2つ答えなさい。

6. 鍋の取っ手には、木やプラスチックがよく使われています。これは木やプラスチックのどのような性質があるからですか?

7. プラスチックのある性質は、長所になる時と短所になる時があります。その長所となる性質を1つ書き、それがどんな場合に短所になるかも書きなさい。

8. 次の筆記用具を、書く仕組みの違いで2つのグループに分類し記号で答えなさい。また、それぞれの書く仕組みを説明しなさい。

  ア) クレヨン  イ) 万年筆  ウ) 筆  エ) チョーク

  オ) 鉛筆    カ) フェルトペン(マジック)  キ) ボールペン

「暗記力や受験テクニック」だけでは対応できない!

上記のような問題がここ最近は増えてきています。いわゆる、「思考力・表現力」を問う問題で、これらは記述式で答えるもので知識は当然なければいけないのですが、それだけでは当然書けないでしょう。答えを論述的に答えるという点においては、大学受験のようにも感じられます。こうした問題に対処するには、日頃の生活の中でも、深く考える習慣が必要で、なんでこうなるのかを口で説明できるように親子の間でも工夫が必要ではないかと思います。出来るだけ低学年のうちから、考える習慣をつけるためにも、親が生活の中で疑問に感じるようなことを、子供にどんどん質問して考えさせるようにして下さい。その積み重ねが必ず考える習慣につながります。

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