2010.09.27
親切心がアダになる!
親切心がアダになる!
親子の会話で子供にプレッシャー!
母「●●●君、ここ間違ってるじゃない!」
子「えっ!」
母「ここは、単位がこれだから、こうしないといけないでしょ!」
子「・・・・・・?」
母「だから、答えはこうなるんじゃない」
母「わかった?」
母「こんな簡単な事を間違っているから、いつまでたってもケアレスミスばっかりして、
成績が上がらないんでしょ!」
母「もっと集中して真面目にやらないと、●●●●中学に合格出来ないでしょ!」
母「▲▲▲君なんていつもベスト10ばっかりで、少しは見習いなさい!」
母「高い月謝払ってるんだから!」
聞いたことありませんか・・・? どこかで・・・? どこにでもある会話です。これに近い会話を多かれ少なかれ経験されている方が圧倒的に多いのが現状です。
こうして、文章で書くと一目瞭然で、母と子の会話というよりも、母の独り舞台のようです。こういう会話は子供のやる気を損ないます。下手をすれば子供をダメにします。
まず、この会話のどこを工夫すれば良くなるでしょう。言葉遣い? いいえ、そういうことではなく、この場合、一番の目的は「間違いに気付かせる」という事です。
最も簡単で効果のあるやり方は「指差し」です。間違っている個所を指で指すだけで子供はその個所に目を向けます。後は自分で気づくまで黙って見ていればいいだけです。要するに「考える間を与える」ということが何よりも大切なのです。それを横からわざわざ頼まれもしないのに解説までして答えまで言ってしまっては、何にもなりません。子供側に立って見れば、「大きなお世話だい・・・!」「そんなに言うなら自分でやれ・・!」と、反発しかかえってきません。ましてや、お金のことは子供にはタブーです。
「結論や答えを言わない。それを導くようなヒントや指摘をする」これが賢いお母さんのやり方で賢い子供を育てる極意です。このやり方は家庭教師の先生がよくやる手法です。
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