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2010.10.14

センター試験の国語は鬼門

センター試験の国語は鬼門

国語力不足は致命的 !

 「現代文」「古典」「漢文」それぞれ何点を目標にしますか?  国語で9割を目指すのは至難の業です。だいたい8割強ぐらいの得点の生徒が多いのが現実です。ただその得点をとれる生徒は必ず、3つの項目別に目標を立てているはずです。例えば、現代文では100分の80点、古典で50分の38点、漢文で50分の50点といった点数の取り方です。

 これでだいたい8割強になります。とはいえ、この得点をとるにはなかなか難しいものです。漢文は満点を目指せますが、現代文と古典はなかなか高得点が難しいものです。

なかでも古典は、多くの生徒が苦労しているようです。その原因は文法です。古典の文法は予備校でもちゃんと教えていません。だから分からないのは当たり前なのです。医学部を狙う生徒でも知りません。覚える事は機械的に覚えてしまえばいいのですが、理解、活用、分析するにはその基礎知識がなければ無理です。ただ、この古典の文法をきちんとやっていると現代文にも活用が出来ます。言葉の歴史と理屈を理解すると案外分かりやすいもので、これを制覇するのが高得点への近道かもしれません。

 「現代文」に関しても、普段日本語を使っているので、あえて勉強することなく自力で解答しようとしている生徒が多いようですが、それは大きな間違いで、文の構成などを論理的に考えて分析していくことこそ、必要不可欠なのです。受験生は時間に追われて、数学・英語に時間をさいてしまうのですが、特に英語で伸び悩んでいる生徒こそ、現代文を勉強すると英語力も上がってきます。

 受験レベルが高ければ高いほど、理数科目は満点をとる生徒が多いので、意外と勝負は国語の得点にかかっている場合が多いのです。しかもセンター試験で思うような得点が取れない場合は志望校を変更しなければいけなくなりますので、国語を軽視せず、きちっと向き合って勉強して下さい。

 受験学年でない場合は今のうちに国語の専門塾をお薦めします。詳しくはお尋ね下さい。

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