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2011.02.12

予習と先取り学習

予習と先取り学習

効果的に成果をだすには・・・?

 勉強の基本は学校がベースです。学校によって進度は違いますが、その学校内で結果を出すために、個人個人、塾・予備校に行ったり、家庭教師をつけたり、自分で取り組んだりと頑張っています。それでも現実的には随分差がついてきています。中学生のうちから差がつくのですから高校になったらなかなか挽回は難しいでしょう。では「なんで差がついたのか・・・?」を考えてみて下さい。

①予習していますか・・・?

  予習というのは受け身の学習ではなく自主勉強ですから、興味を持ちながら学んでいくので、理解できる部分と出来ない部分がはっきりします。それがなにより大切で、理解できなかった部分を意欲を持って学校の授業で吸収しようとします。ですから授業に対しても前向きに受けることができ、授業自体も楽しくなるはずです。

②復習していますか・・・?

  学校の授業は説明・解説などが中心で、例題などを利用しての基本問題です。その基本に関して必ず宿題がでます。学校によっては応用レベルまでの宿題も出ます。逆に「自分でやっておくように・・・!」と自主性に任せる学校もあります。仮に宿題をこなしたとして、テスト結果は基本のみなら60点、応用までやれば80点です。それ以上は発展レベルで学校では教えていない問題が出ます。教科、単元によって基本をマスターする時間は違ってくるので、線を引くように均等の時間配分では過不足が生れます。でもこれは仕方ありません。

③先取り学習で成果は出ていますか・・・?

  ここでいう「先取り学習」とは塾・予備校の授業を指します。学校の完全フォローという塾は復習型なので「先取り学習」とはいいませんが、学校とは別カリキュラムで大学受験に向けての授業をしている塾・予備校は完全な先取り学習です。もっとも早い所では中学3年間で高校までの6年間のカリキュラムをこなさせる所もあります。この先取り型の塾・予備校で成果を出そうとると、相当量の勉強時間が必要です。ましてや完全に受け身の授業になってしまうので、よほど意識レベルが高く目標が決まっている生徒の中でも能力が高い生徒でなければ消化できないでしょう。

  ただそういう塾・予備校では求める事もレベルが高いので、最終的に80~100点部分につながるかもしれません。または大学受験の2次個別試験につながるかもしれません。ただその部分に時間を取られて、60点までの部分、80点までの部分がおろそかになり、学校の成績が下がっては意味がありません。

 

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