2010.04.14
四季を身近に感じさせよう!
四季を身近に感じさせよう!
近年、野菜や果物など、一年中店頭に並ぶものが多く、季節感が薄れています。
又、日本に昔から伝わる年中行事等も忘れられようとしています。
春なら、桜見、雛祭り、お彼岸、子供の日、憲法記念日、母の日
夏には、衣替え、父の日、時の記念日、七夕、土用の丑、夏祭、花火大会、鼻の日、お墓参り、送り火、鐘楼流し、盆踊り
秋には、十五夜(月見)、秋分の日、体育の日、読書週間、目の日、七五三、文化の日、勤労感謝の日、敬老の日
冬は、クリスマス、正月、冬至、出初め式、七草、針供養、節分、成人の日、鏡開き、書き初め、初詣、忘年会
この他、誕生日やその地域地域の行事、又、お中元やお歳暮、暑中見舞いや年賀状、年越しそばやおせち料理などの風習や習慣もあり、これらのことを家族で体験したり、お話したりしながら季節感を一緒に味わって行きたいものです。又、夏にはスイカ、冬にはみかん、秋には秋刀魚など、食べるものに関しても、なるべく旬のものを多く取り入れ、季節感を培っていってほしいと思います。
それぞれの行事や風習、習慣にはそれぞれ意味や習わしがあり、それを丁寧に説明、お話をしてあげると、より記憶に残るものです。特に物の名前は活字や言葉だけよりも、実際触れて、見て、体験するのが一番確実に残ります。例えば、七草と言えば、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロとありますが、これこそ実際、見て食べて味合わないと覚えられるものではありません。特に幼児期は体験学習が何よりで、又、入試にもそれに基づいた問題が数多く出題されている点に注目したいものです。
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