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2010.04.14

環境づくりで応援!

環境づくりで応援!

机の高さは?

 低学年のうちは、できれば食卓やリビング等で親の目の届く場所で勉強をする方が良いと思いますが、すでに自分の部屋を持っている場合は、机の高さを考えてほしいと思います。とはいっても、机の高さは多少の上下はしても、極端に下げることはおそらく無理だと思いますので、出来れば、ピアノの補助ペダルのような台を用意して、足がブラブラしないようにしてほしいと思います。お受験を経験された方は随分注意されたので、ご存じだと思いますが、足がブラブラしているときは集中できていないのです。それに、背中が丸くなってしまい、余計に疲れてしまうのです。ですから、台を用意し、足でしっかりと支えることによって、姿勢も良くなり、集中も出来るようになり、疲れなくなります。

 高学年になると、足が床につくと思いますので、微調整をして机の高さを決めて下さい。

机の向きと位置は?

 低学年のうちはまだまだ親に「褒められたい」とか「見てほしい」という甘えた部分がありますので、入口に向かって机を置くか、横を向けばすぐに入口が見えるように置いた方がよいでしょう。そして、廊下を通るたびに、見てあげる、声をかけてあげるなどをすると良いでしょう。

 高学年になると、逆に「見られたくない」「言われたくない」と少々自立に向けた反抗期にも入ってくるので、机は壁に向けて、背中が入口に向くように配置するのが良いと思います。背中をそっと見てあげて下さい。

机の中と本棚は?

 机の中には出来るだけたくさんの仕切りを作る方が良いでしょう。最近は100円ショップなどで、机の中に入れるトレーを売っているので、それを利用するのも良いでしょう。何をどこに置くか細かく決めさせて、整理整頓の習慣を身につけるようにしたいものです。

本棚においても、同じ大きさのものを揃えるとか、教科別に揃えるとかして整理整頓をさせてみて下さい。その整理能力が勉強に大いに役立ちます。見栄えをきれいにすることによってその感性を育て、ノートの書き方も丁寧になりますし、字も丁寧に書くようになります。ちょっとした工夫と努力の積み重ねが、高学年、又中学、高校になった時に大きな差になってくるのはまちがいありません。

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