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2011.06.11

入試まであと3ヶ月半

入試まであと3ヶ月半

実践練習を通して課題を見つける

 各学校の説明会がスタートしています。参加人数の多い所と少ない所が顕著に表れているようです。少子化や景気の動向も影響しているのかもしれません。大学付きの学校は人気があるようですが、その他はなかなか人数確保も、厳しい状況もチラホラ聞きます。かといって受験生全員を合格させる事はしません。やはり去年でも何名かは失敗している方がおられるのは事実です。何が原因かはまちまちですが、少なからず子供の基礎学力、行動指示、親の面接対応は安定したものがほしいところです。

 そんな中、塾内テストや公開テストなどが各地で実施されています。もうすでに行かれている方も多いとは思いますが、テスト会場に入ってしまうと、親は見られないテストが数多くあり、後に送られてくる結果コメントで出来不出来を判断するしかありません。その結果コメントは比較的あまく評価されているので、実際は不明瞭な点があるはずです。  プリント系は書いたものを後から見ても判断できるので、後から修正、補強しやすいのですが、「指示行動」等においては、単に「集団行動ができない」と書かれていても、どういう状況でどう出来なかったのかが分かりません。塾内テストでは、直接先生に聞けば教えてもらえると思いますが、一般のテストではどうなのでしょうか・・・?

 お行儀や指示行動はご家庭での様子からだいたい分かると思います。不安を感じれば、だいたいそれは的中していますから、すぐに対処したほうがいいでしょう。目安としては2回テストを受けて2回とも同じ結果であれば修正、補強しなければいけないでしょう。

 特に最近はペーパーテストよりもお行儀面や口頭試問、面接に重きを置いている学校が増えているだけに、あと残すところ3ヶ月半で修正ポイントを見つけてこの夏場には対処して下さい。

最近の塾生の流れ

 流れとしては、大手の知名度の高い塾やその学校を得意としている塾に通うというオーソドックスな形が多いのですが、それについていけない、不満がある、もっと一人一人を丁寧に見てほしい、という声もあり、1クラス4~5人ぐらいでやっている少人数制の塾への転塾、初めからそういう塾に通う方も増えてきているようです。確かに他人との競争もある意味必要な部分もありますが、まだまだ幼少時期なので、細かい部分に目が届く方がむしろいい、という考えは正解でしょう。年少や年中でも早生まれ、遅生れで随分差がありますから、通える範囲で熱心な個人塾があればそちらの方がいいのかもしれません。

 知名度のある塾にも結構大ざっぱな塾もありますから、その当りの見極めをするためには、合格者数だけに目を向けずに、子供の様子を見て、合っているか合っていないかの判断をして下さい。「挨拶ができない」「お行儀が悪い」などは指導が出来ていない典型です。

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