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2011.07.25

中1なのにもう差がついています

中1なのにもう差がついています

難関校ほど進度と内容が深い

 中1だから中1の内容というものではありません。各学校での方針があるので、使用している教材も違う、進度も違う、内容も違う、教え方も違う、当たり前のことです。中1なのに高校受験レベルの内容をやっている、中1なのに高校の内容をやっている、そんな学校は難関校ほど多いのです。例えば、普通、英語はこの時期はまだまだ単語と簡単な文だと思います。まだ筆記体で書けない生徒もいます。かたや洛南のように、hasやhaveを習っている。使っている教材も最上級のテキストです。また数学においても、普通は正の数負の数・方程式ですが、難関校は早くも不等式や高校受験レベルの幾何です。使用教材も発展レベルの教材です。

 中には教材を使わずにすべて先生のプリントで授業をしている学校もあります。授業の進み方も、解説、説明が多く、その演習は「やっておくように!」で終わり。授業時間内でわざわざ練習問題に時間を取るような事が少ないのが現実です。ですから当然宿題も多いですし、教科によっては予習をしておかなければついていけないのは当然。ですから、この1学期の間にしっかりと勉強したかしていないかで差がつくのは当然です。

 考え方としては中3までの内容を学年に関係なく進んでいる、と考えてもいいかもしれません。中には高校レベルの内容をやっている学校もあるくらいですから。

数学や英語だけではありません

 数学や英語の内容もかなり高度ですが、案外意識していない物理や化学も難しいことをやっています。専門用語がどんどん入ってきていて、それをすぐに覚えていないと、計算が出来ないという、とんでもない世界です。中学受験で勉強している内容はすべて出来ているという前提で進んでいます。これらをすべて学年平均、またはそれ以上を狙うのであれば、そうとう勉強量が必要です。

 そんな中、もう塾に行っている生徒もいますが、学校の内容だけでも相当な時間が必要なのに、よくそれ以上の課題をこなしているものだと感心します。ただそれで結果が伴っているかどうかは別問題ですが・・・・

 今の時期はまだ学校の内容についていくことが最優先な時期。学校からも、塾や予備校には行かないで下さい、と言われているはずです。言われなくても、学校の進度が速いだけにそれ以上この時点でプラスする事は疑問です。むしろ学校の授業内容を完全に理解し、その内容を深めていくのに時間をかけるべきです。とは言っても相当な内容量がありますから、この時期に1学期の総復習と宿題をきちっとやって欲しいところです。

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