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2011.12.17

勉強は環境が大切!

勉強は環境が大切!

~頭の良さを左右するのは「酸素の供給」~

①寒い時期に成績UP!

 冬場こそ受験生にとっては大切な時期。つい、風邪をひいてしまったり、体調を崩しやすいのですが、実はこの冬場を上手に乗り越えることこそ、成績UPにつながる近道かもしれません。

 体調を崩すと、もともこもない話ですが、ここではそれには触れず他の話をします。

 頭が良いというのは、物事を認識する、考える、記憶する、といった知的な作業がスムーズに行われることです。知的作業というのは決して神秘的な力、不思議な力によって行われるものではありません。大脳に血液が送り込まれて、その血液を通して、ブドウ糖などのエネルギー源と酸素とが大脳細胞に供給され、緩やかな燃焼が起きる、その時に発生するエネルギーによって行われているのです。つまり、特に重要なのは、酸素の供給を落とさないようにすることです。

 すなわち、冬場であっても、たとえ2~3分でも良いので、空気の入れ替えをして酸素を多く取り入れましょう。眠気覚ましにも効果バツグンですよ!

②大きな声を出して成績UP!

 眠気を覚えた時に、私たちは、大きな口を開けてアクビをすることがありますが、これは、脳細胞が酸欠状態に陥ったので、本能的にその酸欠状態を改善しようとしたのです。このことから、口を大きく開けて呼吸すると脳細胞への酸素の供給率が高くなるということが、推測できます。日常、意識的にこういう大口の深呼吸をやるのはもちろん良いことですが、大声を出すというのも非常に良いことです。

 授業中に発言せず、指名されても口の中でボソボソとしか答えない子は酸素の供給率が低いので、なかなか頭が働かないようですが、こういう子は声楽や演劇をやらせたりして日常的に大声で発声させるようにすると、徐々に頭の働きが良くなってくることがあります。

 すなわち、酸素の供給率を高めるために、大きな声を出すということは大変良いことなのですが、最も良い方法は、正しい呼吸法を身に付けるということでもあります。腹式呼吸がきちっと出来れば、いつ、どんな時にでも多くの酸素を取り入れられるばかりか健康面にも大変良いのです。とはいってもなかなか腹式呼吸をマスターするのは難しいので、深呼吸をお勧めします。この方法だと、たとえ夜中であっても出来ますよね!

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