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2010.04.19

大学受験はいつ頃から勉強を始めた?

大学受験はいつ頃から勉強を始めた?

 

大学受験に向けて、いつ頃から勉強をスタートしたか、を聞いてみました。

 1.高校2年  46%

 2.高校1年  31%

 3.高校3年  23%

 受験生の多くが、高校2年から本格的に受験勉強をスタートしています。これは、目標を持って勉強をスタートしたということで、塾・予備校に行き始めた、ということではありません。

 東大、京大等のような超難関校の場合は別として、大学によって科目数や傾向も全く違ってくるので、センター対策と同時に、2次対策等も日頃から意識して勉強に取り組む必要があるのでしょう。しかし、基本的には学校での勉強が基本になるので、毎日の授業をしっかりマスターしていくように、取り組んでほしいと思います。

高1 自分の将来をしっかり見つめ、文系、理系を決める。数学、英語に時間をかけ、十分に反復練習をし、基礎レベルから応用レベルまでの学力をつける。

高2 学校によっては、後半、高校授業内容が全て終わるので、その中で得意科目を作る。とりわけ、数学、英語に関しては外部模試等を積極的に受け、全国での自分の位置を明確にしておく。案外、国語をおろそかにする傾向にあるので、国語の弱い場合は、この頃から強化しておく必要性がある。理科、社会に関しては、ある程度の理解でよい。

高3  具体的に志望校、志望学部を絞り込む。そのレベルに応じて年間の計画を立てる。夏までに各教科の基礎レベルを固め、弱点部分を補強する。夏は、2次対策に向けて問題レベルを上げると同時に、理科、社会に関しては完璧を目指す。特に難関大を目指す場合には、物理、化学、生物において満点を意識した取り組みが必要です。9月以降は、過去問に取り組む。できるだけ多くの問題に取り組む。ただ、まだこの時期は制限時間を設けずに、じっくり考える。11月頃からは、時間内に処理できるように過去問の中で取り組んでいく。これはセンター試験では特に必要な取り組みです。又、2次対策として、志望校の傾向を分析した上で、解き方、答え方の工夫をする。

私立大が目標の場合

 私立大の場合は、AO入試や推薦で決まってしまう場合も多い。教科もかなり絞られるので、自分の得意教科を活かした学校の選択も可能である。しかし、受験勉強のスタート時期が遅くてもよい、というわけではない。やはりセンター試験利用の学校が多い以上、基本的な学力は最低必要になるので、日頃の学校の授業をベースに基礎学力はしっかりと付けておきたいところだ。

特に難関校をねらう場合は、国公立大もねらえる能力を持った生徒も多いので、決して油断せず、早めの取り組みが必要となります。ただ、国公立ねらいの生徒と大きく違うのは教科数で、その分、難度を上げておくべき、と意識しておいた方がよいでしょう。

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