2014.04.03
点数の取り方に注意!
点数の取り方に注意!
とにかく点数や偏差値で子供の出来不出来を見がちですが、要するにその結果、それをどうとらえて、次にどうつなげるかを考えて欲しいと思います。今回は点数の層別に考えていきたいと思います。
80点以上の場合
大体は分かっている範囲なので、出来なかった問題が難問なのか、それとも単純なミスなのかを判断し、難問であれば、その問題が本人の志望校レベルであればストックしておき、それ以外であれば「別に解けなくてもいいよ!」の一言を子供に言ってあげてもよいでしょう。単純なミスであれば、これは重大事件です。単純ミスが10~20点分もあるとすれば、「合格は無理!」くらいの叱咤激励があってもいいでしょう。力があるにもかかわらず不注意での失点。これはこれから先の進度にも大きく影響するでしょう。こういう子供には、毎日のトレーニング、例えば算数の計算練習などのさいに、「一つでもミスがあれば、今日は遊びはなし!」くらいの緊張感を持たせて、見直す癖を付けさせたほうが良いでしょう。
50~80点の場合
恐らく、うっすらしか理解できていないと思います。どの段階までが理解できているかが問題で、答案用紙の丸の付き方に注目。前半に集中して丸がある場合は、基本的なことは分かっているので、応用以下の勉強をすれば心配はないでしょう。多少の問題演習は必要ですが、対処はしやすいです。丸の付き方がバラバラである場合は、要注意。適当に記号を選んだり、適当に考えたりしています。こういう場合が一番厄介で、もう一度1からあらい直しが必要です。こういう子供は往々にして塾にそぐわない、もしくは、塾だけではとうてい無理な子供です。意識から変えていかないといけないので、緊張に相談したほうがいいと思います。意外と50点以下の子供よりも心配です。
50点以下の場合
本人、親共々、「これはダメだなぁ!」「これは分かっていないなぁ!」と気付くでしょう。先延ばしにしてもしょうがないのですから、もう一度やり直しをして下さい。理科や社会など各単元が独立している場合は、時間がある場合に(と言ってもなかなか時間はないとは思いますが)やればいいのですが、国語や算数のように積み重ねの教科の場合は、早めに相談したほうがいいでしょう。特に国語が弱い場合はこの先、非常に不安です。
50点以下の場合
その塾に行っている意味がない。
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