過保護になりすぎないように・・・
過保護になりすぎないように・・・
自分で出来る範囲を広げる
小学校受験に向けての取り組みの内容は、様々なものがあるので、保護者としても何をどれだけやったらいいのかが分からない部分が多いと思います。特に一番素直で可愛い時期なので、あれもこれもと、ついやってあげたくなりますし、やってあげないといけないと思ってしまうかもしれません。確かにやってあげないといけない部分はたくさんあります。例えば家庭生活において、食事の面や健康管理等は子供では出来ません。また幼稚園への送り迎え等もそうです。ただそれ以外の部分に関しては、徐々に自分で出来るように育てて行く方がむしろ受験にも役に立つので、一度下記の項目をチェックしてみて下さい。
① 自分の服は自分で着せる
② 自分の服は自分でハンガーなどにかける
③ 自分の洗濯物は自分で片付けさせる
④ 自分の勉強道具は自分で整理整頓させる
⑤ おもちゃなどの遊具の後片付け
⑥ お稽古ごとなどの準備
⑦ 連絡帳や連絡袋、お弁当箱などを出させる
⑧ 宿題
生活面ではこのような事があげられます。このような事が自分である程度できるようになったら、次はワンランクアップさせるために次のような事をチャレンジしてみて下さい。
① 玄関の靴を並べる
② 洗濯物をたたむ
③ 掃除の手伝い
④ 電話の応対
⑤ 生き物・植物の世話をする
⑥ 食べた後の食器の片付け
家族の中での自分の存在感を感じさせる事によって、自立していくスピードも上がります。これも「しつけ」の一つです。この時期にこういう事をさせておくと、それが当たり前になるので、受験をしないとしてもチャレンジする価値は十分にあると思います。
ただ単にプリントをこなしたり、カードで知識を得たり、読んだり、書いたりだけではなかなかスムーズに事が運びません。すべてがつながっていると思って、どんどん自立させる方向でチャレンジしてみて下さい。