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2012.03.14

24年度の小学受験は受験生が増加

24年度の小学受験は受験生が増加

人気校に集中

 今年のお受験を予定している受験生は、昨年よりも倍近く多い気配です。まだ不確定要素はたくさんありますが、大手の塾の塾生が昨年のクラス数の倍になっていることから見ても、今年は受験者数の増加は間違いない事実です。ただ、その志望校は進学校と言われている学校が多いような気配です。特に最終的に教育大付属を予定している受験生が例年よりも多いような気配です。教育大の学校にもよりますが、授業内容が私立と変わらないぐらいハイレベルになってきている学校が特に人気のようです。

 また、今年は編入を考えているご家庭もあるようです。関関同立に入学したにもかかわらず、将来理系の学部に行かせたいと言うご家庭が、「このままぬるま湯につかっていては将来、理系の学部には行けない」「このまま大学まで行っても就職がない」という理由で編入を考えているようです。また、関関同立から中学受験をする生徒もいます。今の時代を考えて早い時期から対応を考えている方が増えてきたという事なのでしょうか・・・

 実際、大手企業も日本人を最優先で採用するという風潮が減少してきています。諸外国の人を積極的に採用しグローバル化しています。そういう事を考えると文科系での就職は本当に厳しいというのは間違いありません。反面、理系は求人も多く、逆に諸外国からもオファーがあるほどですから、うらやましい限りです。特に関西では成長分野が少ないだけに、親としては将来「医者になって欲しい」と願う人が関東よりも多いような感じです。

進学校の中にも「うわさ」が飛び交っている !

 お母さん方の情報は本当に早いもので、「●●先生が○○学校に変わった」「●●学校の先生が○○学校の校長になった」「●●学校は学年崩壊している」「「●●学校はいま○○の件でトラぶっている」などなど、色々な情報が飛び交っています。こういう情報であまりいいうわさは聞きません。確かに情報として確かな事もありますが、そればかりを信用して学校選択をしてしまうのもどうかと思います。確かに先生の移動なども頻繁にありますが、案外教師集団は持ちあがりが多いので、当該学年の教師集団がどういう集団なのかの方がむしろ注目したいところなのですが、学校も校内での教師の学年の配置移動もあるので、なかなか分からないのが現実です。ですから、最終的には、進学校であれば、6年生がどういう学校に進学しているか、どういう体制で学校が対応しているか、また説明会や学校見学などの際に教師集団に元気があるかなどを自分で判断するのが一番いいと思います。

 

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