難関校に必要な語彙数は・・・?
難関校に必要な語彙数は・・・?
どの学年にどれぐらいの語彙を習得するか ?
難関校を受験する場合、国語力がなければ他のすべての教科も成果が出ないのは言うまでもありません。語彙力、読解力、表現力を含めて国語力と言いますが、今回はその語彙に関して、参考にしてみて下さい。
★通常漢字(単漢字・熟語)
1年 500字
2年 700字
3年 1000字
4年 1500字
5年 1500字
6年 1500字
★四字熟語・ことわざ・慣用句
600から1000
★難語
3年まで 1000
4年 1000
5年 2000
★外来語
6年 300
合計すると12000語になります。外来語を省いたとしても、11700ですから、概ね10000から12000語と考えてもいいと思います。
単漢字や熟語は学校や塾でも勉強するので徐々には増えていくと思いますが、より確実に増やしていくのであれば、漢字検定にそって勉強していくのが、ムラがなく良い方法でもあります。ちなみに難関校を受験する生徒は最終的には検定の3級から4級の力が必要です。4年生以降は塾のテキストにそって勉強していくと、そこそこの語彙は増えていくようにはなっています。特に四字熟語・慣用句・ことわざ・外来語は塾のテストでも良く出題されますから、それに合わせて勉強するのも一つの方法です。ただ一番厄介なのは、難語と言われる語彙です。これはなかなかやる機会がなく、教えてくれるところもありません。
なにより一番差がつくのは低学年の取り組みです。低学年のうちにどれだけ丁寧に語彙の勉強をするか、させるのかの差はとんでもなく大きな差になります。漢字も大切ですが平仮名言葉の語彙も、注意力をはらって勉強させておけば、文章を読む際にも大ざっぱに読まずに性格に読むようになります。プロゲートではそういう部分を低学年では指導して難関校の土台作りをしています。