2019.02.13
今後新しい入学試験が導入されるか・・・
今後新しい入学試験が導入されるか・・・
教育大附属天王寺の入学試験に親子で遊ぶ課題が !
今年の天王寺の入学試験の内容に、「親子で遊ぶ」という課題が課されました。親子面接があると発表されていましたが、蓋を開けてみると、違っていました。当日、普段子供と遊んだことのない父親はみんな困っていたようでした。母親も日頃勉強は一緒にやっているものの、一緒に遊ぶというのは、なかなかやっていないのか、普段の母親との会話や接し方がそのまま出たようです。これで、普段どういうふうに子供と接しているか、どういう家庭なのかが一目瞭然になったようです。
今回は、クレーマーを排除したいという学校の狙いが、見事、この方法で目的を達成できたのではないかと思います。筆記テストではほとんど差がつかないので、この試験内容は、初めてという事もあって、選ぶ側にとっては、最高の試験内容ではなかったかと思われます。
ただ、合格者の受検番号を見ると、10人単位で、そのグループから2~3人を選んでいるような結果になっていたのは、どう分析したらいいのでしょうか・・・・
今回の入学試験の内容はすでに他校にも情報が入っています。特に、競争率の高い学校は注目しているのではないでしょうか・・・・
洛南小学校の入学試験に音感が必要な問題が !
リトミックとは違った形の課題がありました。特定の音、例えば、「ド」は○、「ミ」は△を、と言った書き方で答えるという問題です。今までは塾でやらせている問題を参考に入試問題を作っていたようですが、今年は、こういう複合的な問題を導入してきました。全く予想していなかったことだけに、合否の結果はかなりの番狂わせがあったようで、塾も対応が厳しかったと聞いています。
合格者の顔ぶれをみると、塾ではなかなか結果が出ていなかった子が合格していたり、習い事でピアノやバレエをやっていた子が合格していたり、とバラエティーに富んだ顔ぶれのようです。一部かもしれませんが・・・・
いずれにしても、天王寺のケースも同様、オリジナリティーを出し、学力だけでは選ばないという方向に進んでいるようです。両校は関西では人気校で、その次にくる関大や城星や池田も今後、同じように変化していくことも、当然考えておかないといけないのではないでしょうか・・・
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