受験生といえども自分の事は自分で・・・
受験生といえども自分の事は自分で・・・
自分のやるべき事を頭で整理
6年生は今、塾の夏期講習に於いて一日中勉強漬けでクタクタです。こんなに勉強しているのは、中学受験をする受験生と医学部を目指している受験生だけです。
入試まであと4カ月半だけに、勝負の夏休みで、親もやきもきしているのではありませんか・・・・
なのに、「親の心子知らず」とはよく言ったもので、まだ「のほほん」としている生徒や、相変わらず「ぐずぐず」している生徒、やったつもりになっている生徒、塾でも「ただ、答えを写しているだけ」の生徒、イライラが募って親に反抗ばかりしている生徒、すぐにあきらめてしまう生徒、など「本当に受験するの・・・?」という生徒が数多くいるという話をあちこちからよく聞きます。
そんな中、この夏、すでに大きく変わった生徒さんがプロゲートの会員の中にいます。
5月に訪問してお話した時に、「勉強する時間設定」と「やり方」をアドバイスした生徒がそのやり方で行動するようになってから、段々と、行動が素早くなってきて、この夏は疲れているにもかかわらず、塾から帰ってきた後でも、選択してもらった自分の洋服をたたんで自分で直したり、食事の後も食器を流しに運んだり、自分の部屋の整理をしたり、勉強のチェックリストに自分でチェックを入れたりするようになった、とお電話がありました。以前は良く、「・・・しなさい」「・・・できてない」と小言を言っていたのに、最近はほとんど言わなくなったとお母さんも子供の変わりようにビックリしています。
受験生だからといって全てのものを上げ善据え膳で「勉強に専念」させようとしても、子供もいっぱいいっぱいなので、息抜きや気分転換、勉強以外の事も考えたい、感じたいと思っているはず。といってゲームをしたり、テレビや漫画を見る時間はないはず。子供自身も「早くこの受験戦争から抜け出したい」と思っているはず。そんな時に、特別扱いすれば余計に甘えて、手を抜く事を覚えます。「少しの時間でも勉強させたい」という親の気持ちはわかりますが、こういう時だからこそ、自分でできる事は自分でやるようにしなければいつまでたっても自立せず、勉強も、やっつけ仕事になります。
「合格したければ自分の事ぐらい自分でやりなさい」と叱咤激励する方が、残り4カ月半の変化が期待できると思います。
今一度「合格したいの・・・?」と聞いてみたらどうですか!!