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2021.02.25

速読力が必要不可欠になる!!

速読力が必要不可欠になる!!

今年から始まった大学入試問題はどの科目も文章量が多くなり、読むだけで時間がかかるようになりました。しかも論述的に説明を要する問題が増えました。従って、暗記だけの対策では対応が難しくなったという事です。

これが、高校受験や中学受験においても影響を受け、徐々に文章量が増えてきます。この状況にいち早く対応していく学校は、いわゆる難関校と言われる学校です。難関校はいかに国公立の大学に数多く合格させるか、という命題を抱えているだけに、そういった対応には早い事は言うまでもありません。

関西の中学受験は今までは、「算数を制する者が受験を制する」と言われていますが、これからは、当然文章量が増えることから、国語力、特に速読力が必要不可欠になります。これは国語だけではなく、理科や社会においても必要になってきます。それに伴って、そこから読み解く推理力も必要になってきます。現に難関校の理科も、説明が長くなり、表やグラフからデーターを読み取り、推理して組み立てないといけなくなってきている学校もあります。いずれは算数にもそういった問題が出題されるようになってくる事は推測されます。

それだけに、読むスピードはこれから必要不可欠になってきます。では、いつ頃からその対策が必要になるのか、という事を考えると、少なくとも、小学校4年生の時から意識して取り組まなければいけないのではないでしょうか。要するに中学受験の本格的なスタート時点からです。

もっと言えば、まずは低学年の時から読むことが好きになり、読む習慣をつけていくことから始まっているという事です。低学年のうちは、ゆっくりと正確に読むことが大切ですが、慣れていくと段々と読むスピードも早くなっていきます。この時期から早く読む事ばかりに視点をおくと、いい加減に読むようになってしまって、一つ一つの言葉をおろそかにしてしまいます。段階を経て、徐々に、と言うのが正解だと思います。

読書好きな子は何も言わなくとも常に読んでいます。トイレに入っても読んでいる子もいます。それぐらい好きであれば、何も問題はありません。

こういう、低学年のうちから読むことの習慣づけをしておかないと、いずれ速読の練習を始める頃になっても、出来なくなるはずです。

速読の練習は色々な方法があります。文書の頭の文字と最後の文字を交互に読んでいく方法や、8の時読みなど、他にもたくさんあります。要は目の訓練です。

これから先、徐々にそういった速読教室的な塾も増えてくるのではないでしょうか・・・

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