2021.06.07
京都大学医学部合格ですが・・・
京都大学医学部合格ですが・・・
私立最難関高校卒1浪生
高校3年時に大手記述模試、平均偏差値76(数学84、理科78、英語73、国語70)京大(医)A判定のB君は、当たり前のごとく、京大(医)のみ1次合格しました。B君は所詮、天才肌でおおらかで明るく、思ったことをすぐに口に出す生徒でした。
数学・物理・化学は大好きで自信あります。英語はそれなりにしているので安心。国語は現代文は大丈夫だが古文は少し心配。とのことで家庭教師指導を受けていました。
しかし結果は不合格でした。B君は「なんで・・・? 」「どうして落ちたのか分からない」とショックより不思議という思いが強く、学内順位が自分より下位の同級生が合格したので余計にそう思ったのでしょう。学校の先生の分析でも納得できないとの事でした。
私達はその結果を受けてもしやと思い、B君に面接で何を聞かれたかを問うと、「アッ! 」と声を上げ黙りこみました。
そして、面接の先生に「今年のうちの数学はどうだった? 」と聞かれ自信満々で「簡単でした。5問半出来ました」と即答したそうです。
成績上問題ないなら面接の結果で不合格になったのでしょう。
面接の結果、「不合格とるす」と公表されていますので、それが現実になったのでしょう。実は伏線がありまして、B君が面接待機中に、同級生に「京都の数学は簡単や!!」と豪語していたのを聞かれていたのかもしれません。生意気ととらえられたのかもしれません。
以前に聞いた京大の某先生の「 N高校とT高校の生徒はいらん!! 」
「地方の公立出身者が良い」という言葉を思い出しました。本人的には全く悪気はなく本当に出来たと思ったので正直にそう言っただけですが、医師として不合格と判断されたのかもしれません。厳しい結果です。しかし、現実にあった事です。
ちなみにB君は1浪後、圧迫面接もなく無事に合格しましたが、医学部の同級生から「空気の読めない天才君」と呼ばれていたそうです。
Comment & Trackback