2013.10.30

小学校入試は全員第一志望合格

小学校入試は全員第一志望合格

1カ月で合格へ

 私立の小学校入試は一通り終了し、本年度、プロゲートの会員全員第一志望で合格を達成できました。本当に良かったです。

 中には受験1カ月前からの受験勉強スタートで見事、関学初等部に合格されたかたもいます。倍率は昨年よりも下がっていたとしても、こんな短期間で合格できたことは本当に見事としかいいようがありません。

 先生の指導も当然ではありますが、一緒に頑張っていただいたご家族の協力があってのことだと思います。本当に喜んでおられました。

全員合格へ

 難関といわれた関大初等部も2名全員合格しました。他にも、小林聖心や大阪聖母、雲雀丘も同様に合格しました。他は併願での合格もあります。

 後は、これから始まる教育大付属の受験です。今はホッと一息ですが、小学校入学準備と並行してお勉強の方は続けていかなければいけないのは大変ですが、頑張るしかないですね。

入学式までに・・・

 大学附属の学校はある程度の学力維持で大学まで進むということで、ゆっくりしたペースで勉強をすすめていけばいいのですが、中学受験を考えている方はすでにスタートしています。個人差が一番つくのは、今から4年生になるまでの間です。すでに塾にそのまま通われている方でも塾の進度の差はかなりあります。小学校受験の際はかなりレベルの高いところまで要求していた塾でも、受験が終わってしまうと急にスローダウンしてしまっている塾もあります。また、「勉強は入学してからでいい」とお考えの方もいらしたり、小学校の入学式までにもかなり差がついています。志望校が中堅校レベルであれば「ゆっくりじっくり」でも構いませんが、難関校を考えるのであれば、すでにスタートしていても不思議ではありません。ただ、子供の発育状況にもよるので、あまり幼い子に今から「ガンガン」やるのは逆効果なので、その見極めは難しいのですが・・・

 先々を見据えて計画を立てるためにも、今は情報収集して方針を考えましょう。・・

2013.09.24

高校受験を考えて見学に !

高校受験を考えて見学に !

私立高校も魅力を感じている動き

 いよいよ学校見学や説明会が始まりました。先週あたりから、様々な学校に人が集まっています。併願校として見学に来ている人もいれば、専願で考えている人もいます。どの生徒も学校で配られた手提げ袋を持って校門から出てくる姿を見ると、なぜか「専願」なのか「併願」なのかが分かるのは何故でしょうか・・・・

 特に大阪では、私立への授業料への補助があり、行きやすくなっているのと同時に、公立はどうしてもトップ校に集中しているために、中堅レベルの生徒には、むしろ手厚いサポートが期待できる私立の方に魅力を感じているのかもしれません。また、ここ数年、私立は校舎の増改築や建て直しでたいへん綺麗になってきています。例えば、上宮や開明も現在工事中ですし、六甲も終わりましたし、灘も現在工事中、星光も数年前にリニューアル、どこも施設面においては新しく機能的です。それを機に制服の変更や、授業内容、進学クラスの増設、クラブの新設や廃部など、かなり変化しています。どこの学校も生徒数確保に相当力を入れています。だからこそ、その中身において、特に中堅校レベルの学校は真剣に大学実績を作ろうと、特に勉強面においては力を入れているのです。また、特殊なコースを作る学校も現れてきます。そういう情報は今、インターネットでもカバーしている部分はありますが、やはり実際に自分の目で見て聞いて実感しなければなかなか本当のところは分かりません。

 受験までには数カ月しかありませんが、一度志望校に行ってみる事を是非お薦めします。

不得意科目、今からでも間に合う!

 中学の内容は決して難しいものではありません。ただ、それでも結果が出ていないのはむしろ小学生時代の基礎知識や学力が抜けている場合が多いのです。文章題になると間違える、漢字間違いが多い、地理が弱い、物理化学が弱い、これすべて小学生時代の基礎です。どこでどんな間違いをしているかを性格に分析して対処すれば、絶対に間に合います。特に理科・社会はこれからでも十分に間に合います。

 数学や英語に関しても、私立には私立の受験勉強の方法がありますし、公立には公立の勉強方法がありますから、本当に必死で頑張ればなんとかなります。ただこれが、募集人員が数人の学校、いわゆるトップクラスの私立校ではかなり難しいかもいれませんが、現状さえ正確につかむ事ができれば可能性はあります。もし不安であれば一度、分析を頼んでみて下さい。

 

2013.09.15

残り数カ月で合格へ !

残り数カ月で合格へ !

受験校を絞り込めば結果は必ず出る

今から受験勉強をスタートして合格できる?

 難関校は無理ですが、中堅校レベルまでなら可能な生徒はいます。現に昨年も一昨年も8月、9月から勉強をスタートして合格した生徒は何人もいます。ただし、全員がそうではありません。

どんな場合に合格できるか・・・

 ① 本人が「何としてもその学校に行きたい」という気持ちが強い場合

 ② 出された宿題をきちんとやる

 ③ 覚える内容を自分で習得する

 ④ きちんと1から教えてくれる先生がいること

 ⑤ 親が全面的に協力すること

 ⑥ 志望校を1つに絞ること

 以上のような内容が揃えば、見る見るうちに勉強が出来るようになり、合格へと近づいていきます。後は、先生の力量と分析力でしょう。ですから、何からスタートして、何をやればいいのかをはっきりと明示してあげることです。闇雲にあれもこれもでは時間が足りません。最短距離をいくしかありません。適切なテキスト選び、勉強の仕方、管理をすればこんな短期間でも成長します。

★塾内テストで志望校の目標値に達しないのは無理なのか・・・

 決してそんなことはありません。この時期以降は塾内のテストの結果は逆に気にしない方がいいと思います。これが難関校であってもそうです。要は最終的に志望校の過去問でどれぐらいの点数が取れるようになるかで判断すべきで、今、仮にその過去問が出来なくても、いずれ出来るようになります。ただし、できればその過去問は2回ぐらい通してやって欲しいのですが・・・・

 仮に志望校別のクラスに入れなかったとしても、まだまだあきらめる必要はありません。いずれにしても、塾もあちこちの過去問やそれに似たような問題をバラバラにしてやるので、そんな遠回しな事をするより、直接志望校の過去問を繰り返しやった方がよほどいいと思います。そうすることによって、その学校の癖や傾向を生徒自身がつかむことになり慣れてきますから、点数が取れるようになります。現に塾のテストではぜんぜんふるわない生徒が、過去問をやったら十分点数が取れている、という生徒が何人もいます。

 ここからの数カ月は、いかに自分の時間をとって、自分の不得意分野をなくしていくかにかかっています。省ける内容、講座、教科をできるだけ作って自分の時間を作って下さい。難関校を狙う生徒は親や塾の先生が言うよりも、自分でわかっていますから、本人に一度聞いてみるといいでしょう。案外、「自分はこれをやりたい」と言えるものですよ!

2013.08.04

夏場に成果をだすには

夏場に成果をだすには

常識的な行動が一番

 ほとんどの塾生は、夏期講習に参加していることでしょう。本当に毎日大変ですね。

この成果は9月以降に出てくるはずです。ただ、その成果の差はマチマチですが・・・

受験学年の生徒はかなり真剣に取り組んでいるので、その中でも真剣に集中している生徒は必ず良い結果は出るはずです。そういう生徒は全体の2割から3割です。その他の生徒と受験生以外はあまり成果としては出ていないのが現状です。何故だと思いますか?

 朝から晩まで、または昼から晩までを同じ場所でずっと勉強。講習会であれば、講義を聞いたり問題を取り組んだりで、ずっと座りっぱなしです。こんな状況で子供が集中して取り組めると思いますか?

 せいぜい午前中に2~3時間、午後から2~3時間、夜に2~3時間が限界です。それ以上やればやるほど、集中力が低下して、ダラダラ勉強になります。

 成績の良い生徒とそうでない生徒の差は「集中力の差」です。例えば、計算練習をするのに、ダラダラ20問やるより、5分で5問をやる方がずっと効果的ということです。頭をいかに回転させるか、または、いかに深く考えこむかです。これは時間が長くなればなるほど低下します。そんなに長く続くものではありません。単純に覚える内容であっても、集中して時間内に覚えようとする方がよっぽど覚えられます。

その対処法は・・・・

まず、午前中はできるだけ家で自習させる方がいいでしょう。「見張っておかないと出来ない」「家ではできない」という生徒は「受験に対しての意識が甘い」「受験後もずっと塾、予備校に行き続けなければいけなくなり、結局、理系は無理、国立は無理、浪人」となります。

自分で勉強できるようにさせないと、塾に行っても行っているだけの状態になるはずです。

次に授業間の休憩時間は、できるだけその場から離れて気分転換をするように勧めて下さい。場所と空気が変われば、頭もスッキリ、楽になります。廊下を歩くだけでも随分違います。そして休憩時間は出来るだけ勉強の事は忘れることです。眠たければ5分でも寝た方がいいでしょう。

最後はクタクタになって帰ってくると思いますが、5分10分でもいいので、今日やった内容のプリントやテキストを見てサラッと思い出す事を忘れないように・・・これをしないと、午前中、午後にやった内容が遠い昔の事になってしまい、最後にやった教科しか頭に残りません。

 要領のいい生徒は、これらの事を短時間でやっています。もともと長い時間は出来ないのが常識だと思って、出来るだけ短時間で取り組み、処理するように工夫してみて下さい。

「塾に任せているから安心」ではなく「自分の子供は自分で把握して育てる」「自分の勉強は自分でさせる」これが大学受験まで考えた育て方です。

2013.06.25

小学1年生で4年生レベル

小学1年生で4年生レベル

微分もできます !

 今見ている生徒はまだ小学1年生です。にもかかわらず、レベル的には4年生レベルです。今、ある進学塾の3年生の最高レベルの算数をやっていますが、ほとんど出来ます。本人もすごく集中力のある生徒で2時間があっという間に過ぎます。もともと数に対して大変興味がある生徒なので、中学・高校の計算分野(微分)の数学でも解けます。非常に楽しみです。たぶんゆくゆくは灘中を受験すると思いますが、まだまだ先が長いので、他の教科も含めて幅広い指導をしていきたいと思っています。本人も授業を楽しみにしてくれているので、私も行くのが楽しみです。

S講師

2013.05.23

中2からは高校の勉強?

中2からは高校の勉強?

こんなに早くて習得出来ているか・・・?

 多くの私立中高一貫校が授業進度をより速めています。最も早い学校で、中1終了時で中学校の内容を終了しています。特に数学、英語はかなり進度が速く、しかも難度が高くなっています。それでも高得点を取っている生徒が上位に数名います。よほど目標が高く意識も高いのでしょう。おそらく将来、国立の医学部を狙っているのでしょう。それぐらい目標が高く、意識も高い生徒は、他に塾や予備校に行っても両立しているのではないでしょうか。そういう生徒は各学校に何名かいます。そういう生徒が将来輝かしい合格実績をあげるのでしょう。ただ、そういう生徒はごく一部、数名と言えます。その他多くの生徒はアップアップしながら学校の授業についていこうとしているはずです。

 確かに中学校の授業内容には簡単な内容も含まれているので、さっさと進める部分もありますが、じっくりと時間をかけて演習しなければいけない内容もたくさんあります。それが1年間で3年分を終わらせるという事は、並大抵の事では難しいはずです。授業を進めるにおいて、生徒の理解、無理解に関係なく進む事は可能です。ただ、例題や若干の練習問題をやっただけでとうていその内容を自分のものにしたとは考えられません。それなりに相当の問題量に取り組んでこそマスターできるはずです。それを1年間という短いスパンでこなす事態、たいていの生徒は無理だと思います。

 これをこのままついていこうとしても結局基礎力がないままに進むので、高校の内容の理解できない部分がどんどん増えるばかりでしょう。そして、出来たつもり、やったつもりでそのまま大学受験。結果は浪人。それが1浪ですめばいいのですが、2浪、3浪となる可能性があります。

 自ら志望して行った学校だけに、なんとかしていい成績を取りたいのは当たり前です。ただどうしても、そのペースについていけないのであれば、思い切って自分の無理解の部分に立ち戻って、自分の勉強のサイクルをつくることです。すべてが無理解ばかりではないはずなので、やりだすと、以前授業でやった内容を思い出したり、理解できるようになったりします。その結果実力テストで思わぬ好結果がでるかもしれません。自分の今のキャパシティーを超える部分はどうあがいても無理です。いち早く、自分の勉強スタイルを作ってすすめていけば、2浪も3浪もしなくてすむかもしれません。

自分に合った問題集・テキストを

 学校の指定の教材で自分が習得出来ないのであれば、自分に合った市販の教材を自分で探してやっていくのが一番です。最近は市販で優れたテキストはたくさんありますし、自分が分かりやすいと思ったものがベストです。他人がいくらいいと言っても、自分が利用しにくければ何にもなりません。最近は本屋で学生の姿が少なくなっていますが、インターネットなどで買うよりも、実際に自分で中身を見て、手にとり確認して購入する方が絶対にいいと思います。自分の勉強は自分でする、これは基本です。塾や予備校が絶対ではありません。そういう点ではむしろ家庭教師のマンツーマンの方がいいかもしれません。

2013.05.15

洛南小学校入試について

洛南小学校入試について

募集人数  90名 ( 30 名×3クラス ) 男・女

        ・女子20名程度

願書受付  8月5日~8日

        ・郵送出願

試験日   保護者面接 8月23日~25日

           受験生   8月26日 8時30分

試験内容  ペーパーテスト

           実技運動テスト

        ・名前が書ける

        ・消しゴムが使える

         保護者面接

試験場所  洛南中学

出願手続  入学願書

            入学検定料 20000円

        ・ゆうちょ銀行の振り替え

合格発表  8月28日 15時~16時30分 掲示発表

        ・合格通知を受け取り、入学手続きをする

入学手続説明会  8月30日  10時

           ・洛南中学にて

           ・入学金    150000円

           ・学費 授業料 792000円

                教育費 180000円( 後日納入)

                                  空調費   5000円

               制服代 100000円

登校日   制服採寸(2月中旬)

                 制服・学用品渡し(3月中旬発送)

               新入生登校日(4月初旬)

受験について

保護者について

   志願者同伴の上、両親とともに面接

     ・志願者同伴でなくても可

     ・両親でなくとも可

   作文提出

     ・「なぜ洛南小学校を受験したか。なぜ入学したいか」

ペーパーテスト・実技運動テストについて

   開門8時00分   8時30分点呼

   持参物・・・受験票・鉛筆3本・消しゴム・上履き・下履き・靴袋

   実技運動・・体育館での軽い運動

         試験終了まで受験生との連絡はとれない

         放送による一斉指示

保護者の当日の課題

   受験生の試験中に作文

      ・内容は当日指定

小中高一貫教育

小・中・高12年間一貫教育

  

かなり多くの関心

 第1回入試説明会には、およそ300名以上の方が雨にも関わらず来られていました。続く編入試験説明会においても300名程度の方が来られていました。来られていた方の中には京都以外の地域からも随分たくさん来られていたようでした。ただ、実際に受験される方がどの程度になるかはまだ分かりませんが、保護者の関心は、どのようなカリキュラムになるのか、中等部に上がる際に現在中学入試で受験するクラスとの兼ね合いはどうなるのか、という点でした。その案件に関して学校側は全体では何も触れませんでした。中学入試で入学する生徒とは全く別物となれば、あまり勉強せずにそのまま進級することになりかねないので、大学受験がどうなるのか、と囁かれていました。次の疑問は、教師陣が現・洛南の中高の教員という事です。小学生の専門ではないのに指導できるのか、という点です。中高生と小学生では全く違うのに本当に出来るのか、とあちこちで疑問の声が囁かれていました。今後どうなっていくのか、事態を注目したいと思います。

2013.05.01

学校改革あちらこちら

学校改革あちらこちら

四天王寺中に医志コース設立

 四天王寺中学に医志コース、定員35名が設立されることになったようです。今年の大学受験の結果を受けて、さらなる医学部合格者数の増加を目的に設立されるようです。

洛南に優秀な生徒が行ってしまったのを取り戻そう、というのが本音にあります。ただ、父兄の中には「途中でのクラス替えはあるものの、ただでさえ進度が早く、難度が高くてついていくのが難しいのに、さらに競争させてどうなるのか大変心配だ」という声も上がっています。こういう声は他でもたくさん聞きます。例えば神戸女学院もそうです。「学校はどんどん進むのに何もしてくれない」とよく聞きます。確かに、中1終了時で中学の内容が終わるというのはあまりにも速いと思います。それだけ基礎にかける時間が少なくなっているという事です。そのまま中途半端に進んで、高校の内容に時間をかけて難問にトライしていったとしても、結局センター試験でミスが多い結果に終わるような気がします。

たとえ、医学部志望であっても、本人のペース以上の事を求めても、結局はアンバランスになってしまいます。その結果一浪しても二浪しても合格できなくなってしまいます。全員が京大や東大の医学部を狙うわけではないはず。そうであれば、まずはセンター試験で確実に高得点が取れるように、基礎固めにじっくりと時間をかけた方が、最終的にゴールは近いように思われます。要は自分の能力以上の事を追求するよりも、コツコツと一つ一つ確実に単元をマスターしていく方がゴールは必ずやってくるという事です。

学校も塾、予備校もあまりにも進度が速すぎて生徒が空回りしている現状が多いというのには、「余裕で合格した」という武勇伝的な物語を理想にしすぎているからではないでしょうか・・・

関関同立推薦枠の減少進む

 「関学コース」「立命館コース」などを掲げたコースが今後、なくなるかもしれません。まだ正式に公表されていませんが、実際それを検討している学校はあります。この動きは、大学側もより優秀な学生を集めたいということがあるようですが、それだけではない部分もあるようです。結局振り回されるのは在校生であり、受験生です。

今後、センター試験も文系学部志望であっても理科を2科目選択しなければいけないという方向で進むだけに、理数教科の強化が必須になってきます。これは国の方向性として、英語と理数教科の強化という方針にそったものだと考えられ、そういった事からも、私学でも推薦枠を狭めて、理数学部を新設、またはそれに準ずる内容を検討している事からの影響かもしれません。そういった事から、志望校が関関同立であれば、初めから附属校を狙う方がより確実だという事を頭の中に入れておいた方がいいでしょう。

2013.03.15

センター試験を振り返って

センター試験を振り返って

力の差がはっきり出た結果に・・・

 今年のセンター試験は国語や数学で思わぬ結果に終わった受験生が多く、その結果、2次試験の倍率に大きな変化が現れたという結果になりました。例年であれば競争率が2倍そこそこの学校が4倍になったりしています。学校名にこだわらず、何としても合格したいという表われです。

 そもそも国語の出題傾向が変わったという点で、普段あまり国語の勉強をしていない受験生は痛い目に合っています。どうしても、数学や物理、化学、英語に時間を取られるのが受験生の性で、しょうがないと言ってしまえばしょうがないのかもしれませんが、出来ている受験生はちゃんと点数を取っています。そう考えると、中途半端、もしくは付け焼刃に取り組んでいても、大学受験にラッキーはないということでしょう。

 また、案外数学Ⅰで点数を落としている受験生もいたようで、いかがなものなのかと首をかしげます。基礎をそこそこにして難問ばかり取り組んでいたのでしょうか・・・

 医学部を狙っていた受験生はやはり、きちっと点数を取っています。もちろん全員ではありませんが、それだけ目標が高いという意識レベルが、緻密な勉強をさせていたのでしょう。

受験の基本は自学自習

 当然のように、受験生は予備校や塾にいきます。受験情報を得るためにもそれは必要不可欠な点はおおいにあります。ただ、そこに行ったから絶対に合格できるというものではありません。予備校や塾にいってただ講義を受けているだけでは、単に学校で授業を受けているのと同じです。最終的に合格する受験生は必ず自分で勉強しています。自分でやって分からないところを教えてもらう、そういうスタンスで取り組んでいる受験生は必ず合格しています。ずっと予備校や塾にへばりついていて、受け身の場合はまず合格していません。自分でやるからこそ自分の弱点も分かり、自分が何をしなければいけないかが分かってくるのです。ただ単に、与えられたテキストを消化しているだけでは、決していい結果は出ません。

最近予備校の講師の話をよく耳にしますが、必ずどの講師も言う言葉は「基本が出来ていない」という言葉です。「格好よく解こう」という意識が強いのか、「もっと手っ取り早い方法で解こう」という意識が強いのか、どろくさく基本に忠実に考えて解答する事を嫌がっているようです。「基本ほど、どろくさく、繰り返し勉強して欲しい」というのが共通した意見です。「さきへさきへと進むだけが能ではない」と・・・・・

2013.02.08

中学受験の今年度の実績

中学受験の今年度の実績

全員合格 ( 灘中4名 )

 灘4名・六甲・星光・須磨・洛南・洛星・東大寺・西大和・清風南海・四天王寺・神戸女・清風・明星・甲南・甲南女子・京都女子・高槻・金蘭千里・近大附属・追手門・桃山・滝川二・聖母・大阪桐蔭・雲雀丘・履正社・関西大中等部・開明・関大北陽・淳心・愛光・親和・白陵・奈良学園・奈良学園登美ヶ丘

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