2014.06.26

過去問・志望校判定テストの結果重視 !

過去問・志望校判定テストの結果重視 !

 6年生は受験まであと数カ月。夏休みにどれだけ基礎力を安定させられるかが勝負です。

難関校の場合、9月以降はさらにレベルアップした内容になるので、そこでの最終選別に残れるかどうかで、安心して受験出来るか出来ないかが決まります。今の時期からすでに課題・宿題の量が多く、どれから手をつけたらいいのか、また全部やらなければいけないのか、と悩んでいると思います。そもそも限られた時間の中ですべてをこなすのは所詮無理な話。それが分かっていてあえて課題・宿題を出しているのが塾です。志望校が決まっている以上、取り組む問題は限られています。それ以上、それ以下はやる必要はありませんし、出題傾向に合わせて勉強すればいいだけです。いまだ「クラス維持」にこだわる事はなにもありません。ここから先は過去問を中心に取り組み、出来れば、6年~10年分を2回やって、その問題傾向をつかみ、自分のものにすれば合格できます。1回では「やった事ある」という程度でしかなく、2回やることにより、その問題が自分のものになり、さっさと答えられるようになるのです。そうするためには、思い切って今やらなければいけない事にしぼって、他の授業を出来るだけ削減して、時間を確保する事です。テストも公開テスト等の通常テストは無視しても結構です。周りに合わせる事はする必要はありません。テスト結果は過去問と志望校別判定テストだけ参考にすればいいのです。

志望校のレベルがほぼ分かれる !

 5年生の今からの半年は入試問題の後半に出題される単元・内容に取り組んでいきます。算数で言えば、「速さ・割合・比・場合の数・規則性・立体図形」国語で言えば、「論説・随筆・説明文」です。簡単な内容はすでに4年生でもやっていますが、5年生ではその内容が難しくなっています。入試はさらに難しいのですが、この時点でどれぐらい理解できるかによって、「難関校」「上位校」「中堅校」なのかが、ほぼ見えてきます。確かに内容は難しく、受験寸前までやり続けないといけない問題ばかりですが、ここでひと頑張りしなければ、6年生でのクラス細分化した際に思ったクラスに入れない事もあります。

復習の習慣が不十分だと段々点数が取れなくなる !

 4年生のこれまでは、3年生までの先取り学習の貯金があるため、高得点がとれて当たり前だったかもしれませんが、ここから先は内容が難しくなってきますから、ちゃんと復習を積み重ね、人によっては同じ問題を繰り返し復習して、各単元・内容を塾の進度に合わせてこなしていかなければ、どんどん差が広がっていきます。幼い子はこの時点でも差が出ていると思います。この差が生じてきた時が一つの分岐点で、塾を変わったり、家庭教師をつけたり、取り組み方を変えたりと、対応策を考える時期です。

2014.05.21

勉強量は多いのに結果が出ない

勉強量は多いのに結果が出ない

塾の戦略に巻き込まれ・・・

 大手塾はどこも宿題の量が多すぎるぐらいあります。現実問題それを全部こなしてやっていくのは相当厳しいはずです。やる時間がとれない、というのがほとんどのご家庭の悩みです。そこまで本当にやらなければいけないのか、と疑問を感じている人も多い事でしょう。では実際はどうなのかと言いますと、そんなに量を課してもただ単にやっつけ仕事になるだけで、成果はあまり期待できないでしょう。むしろ弊害の方が多いと思います。どういった弊害かと言いますと、

 ・他の教科の勉強が出来ない。

 ・答えを写したり、適当に答えを書いて、ずるをするようになる。

 ・じっくり考えなくなる。

 ・他の解き方、考え方を探求しなくなる。

 ・体力的にもたない。睡眠不足になる。

 ・重要な問題とそうでない問題の区別がつかなくなる。

 個人個人、消化できる問題量は違いますし、やらせすぎは、勉強嫌いをつくる第一の原因です。

一週間に2回ぐらいこなせる量にまで量を減らすべきです。そのほうが、やった問題が確実に自分のものとなります。1回だけでは、「やった事ある」「みたことある」で終わってしまって、また一から考え直さないといけなくなります。これでは無駄な事の繰り返しです。個人個人、出来は違うはずで、不出来な部分のやり直しをする時間がとれるぐらいの余裕の時間が欲しいと思いませんか・・・・

では、何故そんなに宿題の量が多いのかといいますと、塾側の自己防衛からくる勝手な理由からなのです。

・子供の数が減っているので、「これだけの事をやらせています」というアピール

・不合格になった場合の言い訳作り「宿題を全部やらなかったから・・・」

・超難関校を狙っている生徒がこなせる量に他の生徒も合わせている。

・テキスト代が利益につながる。

・他の塾や個別に行かせないように。

・拘束時間を多くする事が利益につながる。

こういった理由が裏事情にはあります。

 2人目のお子さんをお持ちの方は皆さん口をそろえて言います。

 「あんなにやらせなくても良かった」

その通りです。ですから、妹さん、弟さんの場合、「うちはうちでやらせますから・・・」と塾にきっぱりと言い切って、子供に負担を掛け過ぎないようにしているご家庭も多いですし、もともと、問題分析が出来るご家庭は、初めから、「こんなに多くは必要ない」といって、塾に対して言いきっています。

 それぐらいはっきりと言い切らないと、塾が言うがままにすべてをこなそうとしたら、子供はつぶれてしまいます。

 問題の選別や講座、イベントの参加不参加など、ご家庭で判断できないのであれば、専門家のアドバイスを仰ぐしかないでしょう。

2014.05.01

失敗は成功のもと

失敗は成功のもと

成功例より失敗例を参考に !

 大学受験に向けてほとんどの人は、友人や先輩の合格参考例やアドバイスを受けて取り組んでいるようです。中には、「クラブ活動をしながら現役で合格した」とか「学校の勉強だけしていたら合格した」とかいわゆる武勇伝的な話を聞いて、安易に考えている受験生もいるようです。大概、合格体験のように成功例を聞いて、「自分もそうしよう」と参考にしているようですが、その逆に失敗例を聞く人はあまりいないようです。ただ単に「浪人している」とか「2浪、3浪」などの会話で、終わってしまっていて、なんで不合格かの原因を聞く人はいません。確かに、聞きにくいのですが・・・・

 現実は合格した人よりも不合格になった人の方が断然多いので、その失敗例もそれに比例してたくさんあるはずです。合格した人はそのやり方がマッチしていたから合格できたのであって、そのやり方をそのまま自分にあてはめても同じように合格するとは限りません。逆に失敗例は共通している部分が多いので、むしろその失敗例を参考にして、自分は失敗しないようにして、自分にあったやり方を模索した方がいいと思います。

こんな失敗例をよく聞きます・・・

① 理系教科は随分時間をかけて勉強したけれど国語(現代文)で点数を落としてしまった。

② 簡単な問題を難しく考えすぎて、解答を間違ってしまった。

③ 小論文対策をセンター試験後にまわしたが取り組む時間が足りなかった。

④ だいたい分かったつもりだったけれど、実際には分かっていなかった。

⑤ 公式に当てはまらない問題が出来なかった。

⑥ 論理的に考えて文章を分析出来なかった。

⑦ プロセスを考えて解くのが身についていなかった。

⑧ 過去問をやっても年度によって点数のバラつきがあり、その分析を活かせなかった。

⑨ 宿題ばかりに時間を追われ、自分の時間が取れなかった。

⑩ 予備校の言うとおりにしたのに・・・・

⑪ 予備校を3か所も掛け持ちしたのに、全く点数に反映されなかった。

⑫ 先生によって解説や解答が違っていて困惑した。

⑬ 自己分析がきちんとできていなかった。

⑭ 完璧を求めていなかった。取り組み方が甘かった。

⑮ テクニックにばかり頼っていた。

⑯ 英語と国語で失敗した。予想はしていたもののひどかった。

⑰ 志望校の絞り込みが足りなかった。

⑱ センターの結果で志望校、志望学部まで変更しなければいけなくなった。

⑲ 時間を随分無駄に使っていた。

⑳ 現実は厳しいと言うのが終わってから気がついた。

2014.04.03

点数の取り方に注意!

点数の取り方に注意!

 とにかく点数や偏差値で子供の出来不出来を見がちですが、要するにその結果、それをどうとらえて、次にどうつなげるかを考えて欲しいと思います。今回は点数の層別に考えていきたいと思います。

80点以上の場合

 大体は分かっている範囲なので、出来なかった問題が難問なのか、それとも単純なミスなのかを判断し、難問であれば、その問題が本人の志望校レベルであればストックしておき、それ以外であれば「別に解けなくてもいいよ!」の一言を子供に言ってあげてもよいでしょう。単純なミスであれば、これは重大事件です。単純ミスが10~20点分もあるとすれば、「合格は無理!」くらいの叱咤激励があってもいいでしょう。力があるにもかかわらず不注意での失点。これはこれから先の進度にも大きく影響するでしょう。こういう子供には、毎日のトレーニング、例えば算数の計算練習などのさいに、「一つでもミスがあれば、今日は遊びはなし!」くらいの緊張感を持たせて、見直す癖を付けさせたほうが良いでしょう。

50~80点の場合

 恐らく、うっすらしか理解できていないと思います。どの段階までが理解できているかが問題で、答案用紙の丸の付き方に注目。前半に集中して丸がある場合は、基本的なことは分かっているので、応用以下の勉強をすれば心配はないでしょう。多少の問題演習は必要ですが、対処はしやすいです。丸の付き方がバラバラである場合は、要注意。適当に記号を選んだり、適当に考えたりしています。こういう場合が一番厄介で、もう一度1からあらい直しが必要です。こういう子供は往々にして塾にそぐわない、もしくは、塾だけではとうてい無理な子供です。意識から変えていかないといけないので、緊張に相談したほうがいいと思います。意外と50点以下の子供よりも心配です。

50点以下の場合

 本人、親共々、「これはダメだなぁ!」「これは分かっていないなぁ!」と気付くでしょう。先延ばしにしてもしょうがないのですから、もう一度やり直しをして下さい。理科や社会など各単元が独立している場合は、時間がある場合に(と言ってもなかなか時間はないとは思いますが)やればいいのですが、国語や算数のように積み重ねの教科の場合は、早めに相談したほうがいいでしょう。特に国語が弱い場合はこの先、非常に不安です。

50点以下の場合

 その塾に行っている意味がない。

2014.04.03

中2は一番だらける時期

中2は一番だらける時期

こんな時期だからこそ差がつく

 学校にも慣れ、クラブでも後輩ができ、オシャレや異性にも興味がわき、身体つきも変化し、反抗期にも入り、友達関係も変化が生じ、個性がかなり出てきています。そして、いざ勉強面においても好き嫌いが生じ、点数の差も生まれ、やっている生徒とやっていない生徒の差も随分ついてきています。特に私立の生徒ほどその差は大きくなっています。

 確かに、自我が芽生え色々な事に興味、関心が出てきているこんな時期に勉強一本やりはなかなか難しいのは当たり前でしょう。ただ、こんな時期は誰でも通る道。色々な事にぶち当たって大人として成長していくための貴重な時間と考えれば、長い人生、決して無駄な時間ではないはず。ほとんどの子は自分の人生を考え、今の閉塞感から抜け出したいと考えているはず。そんな中から、自分のやりたい事を見つけ出していくのでしょう。

それが早い生徒と、いつまでたっても見つけ出せない生徒の差が勉強面においての差になっているのでしょう。もともと入学当初はそんなに差はなかったのですから・・・・

親はどうしたらいい・・・

 自分のやりたい事が見つけ出せない以上、どれだけ回りが「やいのやいの」言っても本人は動きません。また、義務的に勉強してもなかなか結果としては出てこないでしょう。とはいえ、親としてはほったらかしには出来ずに、「勉強しなさい!」と叱咤激励。それに対して本人は「うるさい!」「分かっている!」などと口答え。ケンカが絶えない毎日でまるで戦場のようなシーンが目に浮かびます。こんな時期は直接「勉強しなさい」と言ってもなかなか素直にやらないのが当たり前と思って、本人に気付かせるような事を考えなければいけないのではないでしょうか・・・

 案外、親戚の訪問などで、少し年上の子供がいたり、逆に年下の子供がいると刺激を受けやすいものです。年上の場合は、大方高校生だったり、大学生。年齢が離れていないので話しやすいし、相手をすごく大人っぽく感じられます。親同士も子供の話に夢中になるはずです。また、逆に年下の場合は、自分がお兄ちゃん、お姉ちゃんになったのを実感できるはず。小学生を見ると、すごく幼く見え、自分を大人っぽく見せようとします。そんな身内とのお付き合いの中から、いい刺激をもらう事もあります。なかなかあちこちに連れて行こうとしても、嫌がられる時期だけに、こうした身近なきっかけを利用するのも一つの方法でしょう。

 いかに本人を自立させ、大人として扱っていくかがポイントのような気がします。

2014.03.13

獣医学科は医学部よりも難関 !

獣医学科は医学部よりも難関 !

全国でたった16校

 近年のペットブームもあり、この獣医学科は医学部に並び、競争率が非常に高い。偏差値も60以上で医学部と同じレベルである。それでいて学校数が少なく、国公立で11、私学で5校しかない。ある意味、医学部よりも難関かもしれない。推薦を実施している学校もあるが、AO入試を実施している大学はない。

 国公立の一般入試はセンター試験5教科7科目が中心。個別試験は前期日程で2教科2科目、又は3教科4科目の学校が多い。また、総合問題だけの大学もある。後期日程は小論文、総合問題、1教科などと多彩である。

 公募推薦は6校。センター試験の結果と面接、小論文、又は面接、小論文のみ、センターと調査書のみという所もある。

 私立は一般入試が3教科3科目で、基礎的な問題が主流。また、センター試験利用入試を実施していて3~4教科入試。

 公募推薦は面接、小論文、基礎学力のうち1つか2つ実施。

国公立8大学に「共同獣医学科・共同獣医学課程」を設置

 北大と帯広畜産大、岩手大と東京農工大、山口大と鹿児島大、岐阜大と鳥取大の4組8大学がそれぞれ共同獣医学科・課程が設置されている。これはそれぞれの学校が共同で1つの獣医学科・課程を運営するシステムで卒業時には2大学連盟の卒業証書が取得できる。

 この組み合わせはそれぞれの学校の得意分野を生かし協力する形をとっている。例えば、北大は伴侶動物や人畜共有感染症の研究が得意なのに対して、帯広畜産大は牛や馬などの大型動物の医療が得意である。それぞれの持ち味をお互いに出し合うことによって総合的に研究領域を広げようと言う狙いである。

獣医学科の一般入試競争率

 1. 日本大       14.0倍

 2. 日本獣医生命科学大 13.1倍

 3. 大阪府        8.9倍

 4. 東京農工大      8.1倍

 5. 麻布大        7.9倍

 6. 酪農学園大      5.6倍

 7. 岩手大        5.3倍

2014.03.13

定員割れの続出で今年は ?

定員割れの続出で今年は ?

他人との競争ではなく個人力 !

 昨年は特に兵庫県の学校が最終的に定員に満たない結果に終わりました。大阪でもそういう学校はあります。そんな中、競争率が高かったのは、教育大附属天王寺、池田、関西大初等部、洛南と数校でした。全体的に子供の数が減少しているとはいえ、あれだけたくさんの方が入試説明会に来られていたにも関わらず、実際には受験すらしていない、もしくは同じところに固まったのか、おかしな話です。たしかに、各塾の人数を聞いてみても少なかったのはありますが、軒並み定員割れになるとは・・・・

 今年は、各塾、昨年よりは人数が多いようなので、多少は改善されるのではないかと言う予想はありますが、驚くほど増加しているという訳ではありません。各学校側の裏情報でも「もう、全入時代に入りました」とか「今までとは逆に我々学校側が塾等に出向いて生徒集めをしなければいけない」などと言っておられます。

 かといって、いくらなんでもどんな生徒でも受け入れるという訳にはいかないでしょう。でないと後から痛い目に合うのは目に見えていますから・・・・

他人との競争の時代ではなく個人の力を磨く時代

 これだけ受験者の偏りがある以上、行きたい学校が倍率の高い学校でなければ、ガンガンと詰め込んで特訓しなくても、標準点さえ取れれば合格できるのではないでしょうか!

確かに問題のレベル・質が上がっている学校もありますが、ペーパーテストに偏らず、総合的に点数が取れれば問題はないでしょう。塾によっては、「この春休みに特訓、又は講習会に参加しなければ合格できません」などと、けしかけている塾があるようですが、全くのナンセンス。今詰め込んでも、また忘れます。やるのなら夏場以降で十分です。ただし、相当遅れている生徒や集団授業では結果がでない生徒は別ですが・・・・

 附属の幼稚園から上がってくる生徒は本当に、何もやっていない、とは言いませが、全然レベルが低いです。それでも内部進学で合格できるのですから、受験生との差は大きいものがあります。ですから、どうせ勉強をさせるのですから、次につながるような勉強、すなわち受験のためだけの勉強ではなく、小学校に入ってから順調に結果を出せるような育て方が良いのではないでしょうか・・・・

 具体的に言いますと、カリキュラムに沿って急いで消化していくのではなく、出来るまで繰り返し勉強し、完璧になってから次に進む。中途半端や消化不良をなくし、各内容を確実にものにしていく事です。早く進めばいいと言う訳ではありません。いくら進んでも自分のものになっていなければ意味がありません。小学校の内容もそうです。小学校以降はきちっと点数で出てきます。お受験のようにグレーな部分はありません。

 塾で結果が伴っているのであればそのまま継続すればいいですが、そうでなければむしろ家庭教師のように個人指導にあっさりと切り替えた方が得策です。その方が個人は伸びます。今からの時代、大人数で競争させるのではなく、いかに個々を丁寧に指導するか、そして個々の能力アップ、個々の質の向上の時代です。

2014.01.30

奇跡的な大逆転合格2

奇跡的な大逆転合格2

金蘭千里合格

 受験2カ月前。過去問をやっても点数が取れない。特に算数が・・・・・

  もともと関西ではなかったので、算数が弱いのは仕方ないのですが・・・・

  それが、わずか2カ月、12月からスタートして見事合格。素晴らしい・・・!                     

上宮合格

 もともとあまり勉強は好きではなかったけれど、本人が志望校を決めてからは、一生懸命頑張りました。年末、親がインフルエンザで子供と別居生活。そのまま受験で、一時はダメかとあきらめていましたが、当日、本人は良く頑張ってくれて、見事合格。お母さんも大喜び・・・・良かった、良かった・・・・・

洛南合格

 年末、一時は受験そのものをあきらめる、という事態にまで陥ったのを、志望校を洛星に変更して、算数が多少楽になって、またやる気が出てきて復活。年末年始は京都まで行って先生の授業を受けて、国語力アップ。結果、洛星合格。そればかりか洛南も合格して大喜び。一時はあきらめていただけに、本当に良かった。前受けの他府県で失敗したのも、発奮材料になったのでしょうか・・・・これぞ一発逆転大勝利です。

関西大倉合格

 スタート時点は小学校2年生レベル。それが何度も何度も壁に当りながらも、見事合格。塾も行かずに先生との二人三脚。逆にそれが良かった。あのまま塾に行っていてもついていけずに置き去りになっていたでしょう。それにしても、本人が頑張り屋さんで、一日に4時間も先生と勉強したことも数多くありました。あの時点ではなかなか受験そのものも危なかったのに、希望通りの学校に合格出来て、本当に素晴らしい。

同志社香里合格

 もともと2教科しか勉強してなくて、それでも同志社香里に是非とも行きたいとの事で、急遽社会を開始。それが夏場からです。でも覚える事がなかなか苦手で成果がでません。結局、一次で不合格。でも当初から2次試験での合格を狙っていたので、計画通りと言えば計画通りですが、ヒヤヒヤしました。でも親子ともども良く頑張りました。

立命館合格

 なかなか塾では結果が伴わない。特に国語。塾でやる内容と立命館の過去問とのギャップはかなりありました。それから算数・国語両方を先生にみてもらい、見事合格。今年の入試問題は国語も19枚あったり、社会が難しかったりと、かなり受験生は戸惑ったようですが、本当に良かったです。これも9月からの短期間で見事合格です。

四天王寺学園合格

 今年の新設校ということで、まったく予想も出来なかった入試。しかも勉強をスタートしたのが10月。塾も行った事がなく、「いくらなんでも、間に合う?」という状態。ただもともと読書好きで国語力はありました。それにしても、算数はこれからですから・・・・                               それでもわずか3ヶ月で良く合格出来ました。見事・・・・・

2014.01.21

奇跡的な大逆転合格

奇跡的な大逆転合格

帝塚山泉ヶ丘合格

年末のプレテストで2点だったのに、見事、帝塚山泉ヶ丘に合格。やりました。おめでとうございます。わずか2カ月でのこの快挙。あのままではどこも合格できなかったでしょう。一番の計算問題ですら出来ず、わずか1問正解しかなかったのに・・・・

 なにはともあれよかった、よかった・・・・・

何が正解か・・・・

 あの時点で、2年・3年レベルに戻ったのが正解でした。基本的な言葉の意味、分数、小数、単位からやったのが大正解でしょう。たからこそ、文章問題も出来るようになったのだと思います。あの時、過去問ばかりやっていても、ダメだったでしょう。

大阪女学院合格

 先生が行っている時しか勉強しなかったのに、よく合格できました。わずか2カ月半で本当によく合格できました。あの時、国語は何とかなるかも、というレベルでしたが、まず自分一人で勉強出来るような状態ではなかったのを思い出しました。結局、先生に1日置きぐらいのペースで来てもらってから、ぐんぐんと伸びました。また、合格するための戦略も良かったと思います。社会で7割から8割を目標にして、算数は1番2番の問題に特化したのが良かったかもしれません。ほんとうに良かった、良かった・・・・

甲陽学院合格

 それこそ1カ月です。12月にはまず無理だったのを、先生が行ってから、本人のやる気が出てきて、一気に挽回ですから、本当に見事です。

清風南海合格

 これこそ、すごい伸び率です。11月現在で五木テストSテストで全く点数が取れていなかったところからのスタート。しかも行っている塾が中学受験の塾ではない。まったく難問をやっていない。やっていない内容があるなど、難関校を受験するには程遠い状態でした。そこからの2カ月、各教科先生に行ってもらって、猛スパート。もともとIQが高い子だったのでしょう。どんどん吸収してあっという間に急成長。先生方も、「こんなに吸収力の強い子は見た事がない」と1言われるくらいでした。実質1カ月半です。あと一カ月あれば西大和も合格できたでしょう。

 

2014.01.20

塾選びで失敗 !

塾選びで失敗 !

志望校に見合う塾選びと取り組み

 今年も様々な受験生に出会う事が出来ました。そんな中、感じた事と言えば、「塾選びを正しくしていれば」「基礎が出来ていないのに塾のペースですすんでしまっている」「塾に行き始めるのが遅い」「もっと思い切ってやる事を整理すればいいのに」「塾をやめたらいいのに」など、様々、思い出されます。そんな中、一番感じているのは「塾選びの失敗」です。その内容は

 1. 中学受験用の塾ではない

 2. 志望校が高いのにそこまで到達できる塾ではない

 3. 志望校が低いのに難関校専門塾に行っている

 4. 個別塾しか行っていない

 5. いつまでも塾の一番下のクラスに居続ける

こんな事が原因で最後にバタバタとしなければいけないご家庭がたくさんいました。住んでいる場所がネックになっていて、しょうがない場合もありますが、もう少し中学受験を考える段階で色々と塾の情報があれば、もっと違う展開になっていたと思います。また、塾には行ってはいるものの、結果がずっと伴っていないのをズルズルと受験前まで来てしまって手遅れ、というケースの中には、子供に「もっとしっかり頑張りなさい!」とはっぱをかけるばかりで、「何故結果が出ていないのかを分析しなかった」「なかなか動く時間がなかった」「なかなか思い切れなかった」などが原因になっています。

「基本が出来ていないから、基本に戻るしかありません」とアドバイスしても、分かっていても、それプラス塾のテストの結果が気になって、結果を早く求めようと気ばかりが焦って空回りするケースもあります。「早く結果を出して気持ちを楽にしたい」、その気持ちは分かりますが、基本からやり直しをしている最中は塾での結果はすぐには出ません。当然受験前は受験レベルの内容がテストですから、基本が出来ていない生徒は点数が取れません。でもその基本が出来なければ、応用レベルが解けるわけありません。今まで結果が出ていなかったのですから、塾の進度、内容には現時点では合わないので、塾にこだわらずに、最終的に志望校に合格できるようにギリギリまで時間調整をしたり、カリキュラムを組みなおしたりして、点数を取れる前半、点数を取らなければいけない前半の問題に集中し、それが出来てから、志望校に必ず出題される問題を限定して取り組めば、なんとか間に合うかもしれません。

 テストで結果が出ていない場合ほど、その理由を分析して、しばらく様子をみるのか、早めに対処するのか、方針を転換するのかをきめなければいけません。その時期は各学年夏場までが望ましいと考えます。夏場までは塾は各単元を進めている最中、もしくは、6年生は復習です。その時期に点数が取れない場合はほとんど基礎力がないと判断できます。9月以降にバタバタするよりも夏場までに対応しておくと、時間があり、また違った展開が生れるかもしれませんし、第一志望の学校に到達できるかもしれません。

 9月以降に点数が取れなぃ場合は応用力不足、またはどこかの基礎力が部分的に足りないと考えていいでしょう。受験生はその他にも色々と要因はありますが・・・・

 要するに、塾やテストで結果が伴っている場合はそのまま行けばいいんです。伴っていない場合は、そのままではダメだと言う事です。

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