2010.11.15
勉強好きですか・・・?
好きな教科と嫌いな教科
中学生に「勉強すき・・・?」と尋ねて、はたして何パーセントぐらいの生徒が「すき」と答えるでしょうか。おそらく数パーセント、もしくは0.何パーセントだと思います。もちろん学年によっても違いますし、高校受験をする、しない、でも違いますが、たいていの生徒は「すき」とは答えないはずです。今までに「すき」と答えた生徒に出会ったこともありますが、「こましゃくれている」と感じるのは何故でしょうか ?
ただ、「英語は好き」「数学は好き」「理科は好き」と言う生徒は数多くいます。その理由を聞いてみると、「先生が面白い」「先生がかっこいい」「先生の授業は分かりやすい」「先生の話が興味をそそる」「先生みたいにかっこよくしゃべりたい」と先生の影響でその教科が好きになっているケースが多いのです。逆に嫌いな教科の理由は「分からない」「めんどくさい」「ねむたい」「先生の説明が分からない」「興味ない」などがあげられます。嫌いな理由には、先生の影響も多少はあるものの、学習内容に対する興味のなさや無理解、本人の性格的な問題などが原因の多くを占めています。
中学時代は第2次成長期でもあり、反抗期でもあります。ダメだと分かっていてもやってみたくなったり、他人から注意されると腹が立ったり、色々な事に興味関心を持つ時期です。が、地味で疲れる勉強をコツコツやるのは大変な作業なのです。よほどの目標や成績に対してのプライドがなければ、「しょうがないからやる」という意識が一般的です。そんな中、「数学が好き」「英語が好き」というケースは恵まれているのかもしれません。その理由が先生であっても、それがきっかけでその教科の内容が面白い、と本人が思えば大正解です。
特に中学生の場合は、なかなか自主学習といってもたいしたことはできません。ただそこにいい指導者がいれば、メキメキと成長します。例えばクラブ活動等が一番分かりやすいと思いますが、指導力のある先生が指導しているクラブはすぐに好成績が出ます。ほったらかしのクラブは結果も出ません。勉強もそうです。本来ならば自分で前を向いて勉強するべきですが、いやな勉強を多少でも好きになるには、他人の助けを借りてもいいのではないでしょうか ! それが学校で無理ならば、塾や家庭教師、先輩など誰でもいいので助けを借りて、学習内容の6割が理解できるようになれば、結構好きになる可能性があります。どちらにしても自分で勉強するしかないので、この際、色々な出会いを求めて、もがいてみてはどうですか ?
2010.11.15
なぜ なかなか褒められないのか?
子供を褒めるというのはなかなか難しいものです。教師でも褒め上手な先生はなかなかいません。ましてや若い先生でそれが出来る先生などは皆無に近いのです。なぜかと言うと、子供に対しての「物差し」が違うからです。
経験の少ない先生は、その「物差し」が「自分の経験」と照らし合わせて尺度を決めます。ベテランの先生は「周りとの比較」もしくは「その子の成長の比較」です。その観点から言っても“自分の子供を褒める”と言うのはなかなか難しいのです。
親の期待は120%
例えば、次のテストで80点を目標にするとします。実際に子供がその80点をとってきた時に親はどういう反応をするでしょうか?「ほとんど何も言わない」もしくは「次は90点を目標にしよう!」という会話だと思います。親は目標に達した事に安堵感を抱き、「ホッとしている」のが本音でしょう。
ではどういう時に親は褒めるのでしょう。80点×120%で96点前後、要するに予想以上に達した時に褒めるでしょう。我々プロは違います。我々は80%を尺度にしています。ですから64点以上であれば褒めます。
要するに、子供を褒めると言う事は、自分が感動した、しなかった、ではなく、子供に対する尺度(物差し)を決めて、それ以上なのか、それ以下なのかで褒める判断を決めればいいと思います。少なくともその「物差し」は目標よりも高くならないように注意すれば褒めやすくなります。
子供は親を観察しています!
子供は親の感情、機嫌をよく観察しています。親が本当に喜んでいるのか、うわべだけで言っているのかは分かっています。それだけに褒める時は、感情を表現して褒めなければ子供に見透かされてしまいます。大いに役者になってドンドン褒めてみてください。
2010.10.27
阪大医学部間に合わせます !
もともと国語嫌いではあるものの、理系の頭脳を持っているので、論理的に考え、知識を入れればセンターで8割強までは必ず届きます。今、古典は文法を中心に指導していますが、もう少し練習して慣れれば解けるようになります。漢文はまず満点はとれるでしょう。
現代文は今やっている練習になれるともっと時間が短縮できるので、要領をつかんでほしいと思っています。いずれにしてもあとわずかではありますが、必ず間に合わせます。
Y講師
2010.10.27
1か月でレベルアップしました!
この一ヶ月で神戸女学院のレベルに上がってきました。まだまだ安心レベルではありませんが、確実に力が付いてきました。この1カ月、特に算数に特化した勉強の成果が出てきました。あと2カ月半でもうワンランク力をつけて算数を安定させて、理科と国語にも時間をまわせるようにしていきます。本人のやる気がどんどん伝わってくるこの時期は、こちらも指導に熱が入ります。次回のテストが楽しみです。
Y講師
2010.10.23
知識を安定する方法1
確実に身につく学習方法
中学受験において必要な知識は膨大な量があります。特に国語・社会・理科は記憶する事柄が非常に多いので、その覚え方が重要になってきます。ともすれば、言葉だけ覚えて内容、意味が分からない、というケースも多々あるようです。今回は各教科のそれぞれの覚え方について考えて行きたいと思います。
国 語 (漢字の覚え方)
① 1日10個ずつ覚える方法。一週間で60個。
② 初日に60個覚える取り組みをし、それを一週間同じものを毎日復習する。
どちらの方法が知識を定着化することができるかというと、②の方法です。初日はなかなか大変ですが2日目、3日目となるにつれ、分からなかった語句が減り、全部書けて読めるようになってきます。このやり方であれば、分かっている語句も最低でも一週間で6回は見て確認することになるので必ず定着します。一方、①の方法は、一日一日は楽なのですが3日もすれば初日にやった語句は所々忘れていきます。一週間後には8割ほど忘れてしまいます。行かれている塾、学校、学年によってはそんな時間が取れない場合もありますが、そういう場合は書けなかった、読めなかった語句だけでも繰り返し毎日やれば、必ず消化できます。
知識を定着化するには、繰り返し何度でも、しつこく、ねちっこく、これしかありません。ただその実施の仕方については、こちらに直接聞いて下さい。秘伝をお教えします。
また、同音異義語の覚え方についてもお聞きください。
社 会・理 科
① 項目ごとにまとめて覚える。
② イメージをつけて覚える。
③ 関連させて覚える。
国語の漢字や語句のように単純に覚えるだけでは無理です。①から③をトータル的に実践していくことです。社会の場合は、必ず白地図、地図を見ながら、それを照らし合わせながら地理も歴史も覚えたほうがいいでしょう。この場合も、機械的に10個ずつ覚えるのではなく、項目ごとに一気に覚えて、繰り返しをすることが必要です。理科においては一つ一つの単元ごとにまとめて覚えていってほしいのですが、名称は機械的に覚えるとして、生物分野は案外理屈が分かれば覚えやすいものなので、むしろ物理・化学分野の方に時間を割いた方がよいでしょう。生物分野の確認は1学期に1回で十分でしょう。
2010.10.14
センター試験の国語は鬼門
国語力不足は致命的 !
「現代文」「古典」「漢文」それぞれ何点を目標にしますか? 国語で9割を目指すのは至難の業です。だいたい8割強ぐらいの得点の生徒が多いのが現実です。ただその得点をとれる生徒は必ず、3つの項目別に目標を立てているはずです。例えば、現代文では100分の80点、古典で50分の38点、漢文で50分の50点といった点数の取り方です。
これでだいたい8割強になります。とはいえ、この得点をとるにはなかなか難しいものです。漢文は満点を目指せますが、現代文と古典はなかなか高得点が難しいものです。
なかでも古典は、多くの生徒が苦労しているようです。その原因は文法です。古典の文法は予備校でもちゃんと教えていません。だから分からないのは当たり前なのです。医学部を狙う生徒でも知りません。覚える事は機械的に覚えてしまえばいいのですが、理解、活用、分析するにはその基礎知識がなければ無理です。ただ、この古典の文法をきちんとやっていると現代文にも活用が出来ます。言葉の歴史と理屈を理解すると案外分かりやすいもので、これを制覇するのが高得点への近道かもしれません。
「現代文」に関しても、普段日本語を使っているので、あえて勉強することなく自力で解答しようとしている生徒が多いようですが、それは大きな間違いで、文の構成などを論理的に考えて分析していくことこそ、必要不可欠なのです。受験生は時間に追われて、数学・英語に時間をさいてしまうのですが、特に英語で伸び悩んでいる生徒こそ、現代文を勉強すると英語力も上がってきます。
受験レベルが高ければ高いほど、理数科目は満点をとる生徒が多いので、意外と勝負は国語の得点にかかっている場合が多いのです。しかもセンター試験で思うような得点が取れない場合は志望校を変更しなければいけなくなりますので、国語を軽視せず、きちっと向き合って勉強して下さい。
受験学年でない場合は今のうちに国語の専門塾をお薦めします。詳しくはお尋ね下さい。
2010.10.14
賢明小合格おめでとうございます
緊張感一杯!
初めての経験はやはり緊張しますね! 終わって出てきた表情は、達成感というよりも、「疲れた!」という感じでした。本人は案外ケロッとしていて、まだ元気がいっぱい残っているようにはしゃいでいましたが、むしろ大人の方が緊張して疲れるのかもしれませんね! 試験問題もだいたい出来たようなので心配はしていませんでしたが、結果が出るまではやはり緊張感は残りますね! でも本当に合格出来て良かったです。ホッとしましたね!
この学校はみなさん勉強に関して、よく頑張っているので、これからの方がむしろ大変かも知れませんが、あまりやらせすぎて子供をつぶさないようにブレーキをかけながら、着実に前に進んでいけるよう、子供の状態を見ながら進んでいきましょう。
ある程度の先取りは必要ですが、先に進むだけではなく、習ったことを確実にものに出来るようにしっかりとチェックしていきますから、またいろいろと相談していきましょう。基本的には算数と国語ですが、理科や社会は子供が関心を持ちやすいので、同時にそういう内容にも注目させながら幅広く勉強していきましょう。次の目標が高いので幅の広い学習が今は大切です。
2010.10.14
帝塚山小合格おめでとうございます
2日間のテストは親も大変!
食事の時はつい、緊張感が和らいでしまうだけに心配だったと思います。特にお行儀面で心配していたのですが、無事に終わって本当に良かったです。それにしても試験が2日間になると親の方も疲れますよね!
学校が近いのはこれから本当に助かると思います。ただ、勉強に関しては、各個人で対処していかなければいけません。いずれ姉妹校に行くにしろ、外部受験にしろ、基礎的な学力を育てておかないと、ギリギリになってからでは間に合いません。今後の方向性に関しては、また色々と相談していきましょう。
2010.10.14
城星小合格おめでとうございます
問題が難しかった?
第一声が「しりとりできなかった!」「観覧車でた!」だったので、いったいどうなるだろうと心配しましたが、見事念願かなって、第一志望の城星に合格出来て良かったですね!
単純な「しりとり」ではなく、後ろ2文字の「しりとり」はちょっと難しかったのでしょうか? 練習でもやっていたとは思いますが、緊張したのかもしれませんね!
「観覧車」の問題は出来た子と出来なかった子がいるようで、ペーパーテストに関しては、やはり練習量と慣れと当日のコンディションが大切ですね!
これからは今回の経験を活かして、もっと早めから準備をして、計画を練っていきましょう。いずれにしても、中学受験をしないといけないので、今から出来ること、今しないといけないこと等をしっかりと把握して、勉強の習慣がついている間に次に向けて進んでいきましょう。本当にお疲れさまでした。そしておめでとうございます。
2010.10.14
追手門小合格おめでとうございます
長時間のテストお疲れさま!
当日は、午後からあいにくの雨でさんざんでしたね! いくらテストが終わった後とはいえ、荷物も多いので大変だったと思います。当日は10名ほど欠席された方もおられたようで、例年よりも受験者数が少なかったようですが、見事合格されて本当に嬉しく思います。たまたまだとは思いますが、先日先生が授業でやった問題がかなり出題されようで、会員の方も喜んでいました。これで追手門小も全員合格できました。おめでとうございます。
入学まで何度か足を運ばなければいけませんが、少しゆっくりして、勉強の習慣がついている間に、次に向けての取り組みを始めていって下さい。小学校準備コースのクラスがすでに定員オーバーになっている塾もあります。やる内容は分かっていますので、自宅でも出来ますから、また一緒に考えていきましょう。