2010.08.06
受験生以外は汗をかこう!
長時間勉強しても成果は乏しい!
この暑い夏、学校の補習授業や塾・予備校の夏期講習会に参加している生徒も多いと思います。それでなくても宿題が多いのにたいへんですね!
確かにこの長い夏休みの勉強への取り組み方によっては、その後の成績に変化が現れる生徒もいます。ただ、全体的にみるとあまり変化がないのが実情です。その原因は、まだまだ受験という目標が遠いという緊張感の薄い中、ただやらなければいけない課題をこなしているだけだからです。唯一変化の現れる生徒は、目標を持って取り組んでいる生徒だけです。「じゃあ、目標を持てば!」と簡単に思われると思いますが、なかなかそうもいかないのが現実ですよね!
そこで、出来る限り効果的に成果を出す工夫をお教えします。
① 出来るだけ短時間で日々の課題を処理する。
② 勉強するのは午前中、もしくは夜中。
③ 昼間は出来るだけ汗をかく。クラブ活動参加。
④ 出来るだけ早く課題を終わらせる。
⑤ あまり手を広げず、夏休み後半に終わった課題を再度やってみる。
この5つの工夫だけでも意外と二学期には成果が現れます。なぜか?
受験意識の薄い中、長時間かけてクーラーの中で勉強しても、だんだん集中できなくなり能率が悪くなります。せいぜいもっても2~3時間が限界でしょう。ですから、夏期講習会のように長時間の勉強を強いられても集中力が続かない限り、ただ座っているだけの状況です。そして中途半端に疲れが残り、夜も寝られなくなります。
昼間、外出やクラブ活動で汗をかくと、案外と体は楽になります。確かに体力的には疲れますが、その分夜はぐっすり寝られますし、次の朝はお腹も減りますから全てがいい循環になります。勉強はその合間にすればいいのです。朝のうちにするか、夜、少し休んでからするか、いずれにしても、短時間で集中してやる方が成果は必ず出ます。
親としては色々とやらせたいと思う事があると思います。ただ、今行かれている学校の偏差値レベルにもよりますが、学校から出されている宿題・課題は私立であればかなりレベルの高いものが多いので、その宿題・課題を中心に据えて勉強するのが最も今後には有利になります。目標設定の決まっている生徒には、色々と情報提供をして取り組ませていってもいいと思いますが、そうでない生徒の場合は、学校の進度に合わせた取り組みの範囲内で頑張らせてあげた方が、本人も納得すると思います。ただし、ダラダラとやらせるのではなく、出来るだけ早く処理させて、「早く遊びに行きなさい!」くらい言えれば最高ですね!ポイントは数学、英語は2回やることです。
2010.08.06
体験学習が子供を成長させる!
知識を結びつける!
この夏は受験生にとっても貴重な時期で、夏期講習会などの参加でクタクタになっているのかもしれませんが、一番時間を工夫できる時期でもあります。受験学年であっても旅行や里帰り等は是非行なってほしいと思います。
夏でないと経験できないことがたくさんあります。その一つに、川遊びや海での遊びです。川遊びでは、流れを感じながらも小さな魚を見つけたり、ゴロゴロとした石ころがいっぱいある中、歩きにくかったり、滑ったり、案外水が冷たかったり、透き通っていたりと自然から感じること、学ぶことがたくさんあります。海での遊びの場合は色々な海藻がへばりついていたり、小さなカニや貝がいたり、砂浜で足がめり込んだり・・・。案外、海の水がしょっぱいというのが印象に残るようです。どれも何気ないことですが、それが日頃では出来ない経験です。「海の水はしょっぱい」これを経験するだけでも大きな収穫で、
中には「川の魚を海に持っていったらどうなるの?」という事を尋ねてくる子供がいます。この質問が出たらかなり生物に関して関心を持ったということになります。せっかく旅行に来たのだからと言って、多くの事を望み期待しなくても、さりげないことで子供にとっては大きな経験ですから、是非足をのばしてほしいものです。
夏の行事で子供とお話!
「お盆」に帰省をする、という日本独特のものについて子供にその理由をお話しした事がありますか?本来は「お墓参り」がその理由なのですが、最近は「その期間しかお休みがないからお婆ちゃんに会いに行く」「親戚に会いに行く」「旅行に行く」など、その利用方法は様々。最近は核家族化がすすんで、親戚付き合いが薄れてきているとも言われていますが、子供は自分の親しか身内感覚はないので、この「お盆」を機にお母さん、お父さんは、お婆ちゃんから生まれて、そのお婆ちゃんは、ひいお婆ちゃんから生まれて、という先祖からの流れの中に自分がいる、という事をお話してほしいと思います。そうすることによって、子供自身が、今まで自分の親しか見えていなかったものが、広く見えるようになります。これが子供にとっては大きな変化になります。どんな変化かは、ここでは公開しませんが、(詳しくはお電話で!)一度ゆっくり子供とお墓参りをして、色々なお話をしてあげて下さい。自分の子供の頃のお話でも結構です。
花火大会や盆踊り、各地域のお祭りなど、話のネタは数多くあります。分からない場合はインターネットで調べる方法もあります。この時間のある時期にこそ、親の工夫で子供は成長します。
2010.08.06
医学部受験に向けて
ここ最近、やはり受験が迫ってきたという危機感が芽生えてきたのか、随分意欲的に勉強するようになってきました。目標は医学部という高い目標ですが、本人が行きたいという気持ちが強い生徒さんなので、このまま必死に頑張れば夢の実現は可能になると思います。ただ、まだまだやらないといけないことはたくさんありますが、基本に基づいて勉強する事をおろそかにしなければ、必ず結果は出ると思います。やっと数学の面白さが分かってきたのでしょうか、1ポイントのアドバイスで解けた時はすごく嬉しそうです。これからどこまでペースアップ出来るか非常に楽しみです。
Y講師